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みんなで秋の夜長を楽しむ、初台阿波踊り大会。(1)

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東京都渋谷区

―地域と踊り手と観客が一体となる、初台阿波踊り大会。―

■しぶや区ニュース×渋谷のラジオ 渋谷のラジオで出張インタビュー
初台阿波踊り大会を運営する実行委員会、初台商盛会、初台連の皆さんに、大会の魅力や見どころのほか、その準備や練習の様子について伺いました。

・初台阿波踊り大会実行委員長 初台商盛会会長 小林進(こばやしすすむ)さん
「ぜひ、初台阿波踊り大会にいらっしゃってください。」
・初台阿波踊り大会実行委員 初台商盛会役員 滝本憲一郎(たきもとけんいちろう)さん
「今では多くの観客が訪れる、大規模で見どころの多い大会になりました。」
・初台商盛会 初台連連長 中村理惠子(なかむらりえこ)さん
「伝統文化を未来につなげていきたいと思います。」
・初台商盛会 初台連踊り 中井隆三(なかいりゅうぞう)さん
「笑顔を絶やさずに踊りたいです。」
・初台商盛会 初台連おはやし 中畑慶子(なかはたけいこ)さん
「沿道で多くの人から声援を送ってもらえます。」
・初台商盛会 初台連踊り 小川友紀(おがわゆき)さん
「子どもから大人まで楽しめるようなアットホームな雰囲気が魅力です。」
・初台阿波踊り大会実行委員 初台商盛会副会長 中村剛一(なかむらこういち)さん
「どの連の輪踊りも個性があふれていて、まさに圧巻の光景です。」

◆初心者から経験者まで、みんなが楽しく踊る「初台阿波踊り大会」
◇初台阿波踊り大会はいつごろから始まったのでしょうか?
小林:50年ほど前までは、初台地区の夏祭りとして盆踊り大会を開催していました。商店街で子どもたちが踊る、規模の小さなお祭りでしたね。当時の初台商盛会※1の会長が「もう少し活気あるお祭りにしたいが、何かアイデアはないだろうか」と考えていたところ、ある商店の店主が高円寺で見た阿波踊り※2の魅力を熱く語ってくれて、初台でもやってみようということになりました。そして昭和45(1970)年、第1回初台阿波踊り大会が開催されました。

滝本:その後、商店の店主や子どもたち、地域の企業に勤める人たちがそれぞれ連※3をつくって参加し始めました。当初はみんな見よう見まねで踊っていましたが、練習を重ねて腕を上げ、今では1万人近くの観客が来てくれるほど規模が大きくなり、見どころの多い大会になりました。

※1 初台駅南口から300mほど続く商店街で、初台阿波踊り大会を主催している。
※2 東京高円寺阿波おどりのこと。
※3 阿波踊りを踊る団体のこと。

◇初台阿波踊り大会の魅力は何だと思いますか?
小川:初台阿波踊り大会には初台地区の連だけではなく、ほかの地区から参加してくれる連もたくさんあるので、非常に見応えがあるんですよ。それから初台の阿波踊りは誰でも参加可能で、子どもから大人までみんなが楽しめるようなアットホームな雰囲気が、大きな魅力だと思いますね。

中井:初台阿波踊り大会はいい意味で緩さがあり、阿波踊りを踊ったことのない人でも誘いやすいんです。初めて踊るにはちょうどいいと思います。私も初めて参加した時は、2日間の練習だけで本番に臨みました。それでも先頭で踊ることができ、その楽しさに魅了されましたね。

中村(理):初台阿波踊り大会の日程は毎年9月22・23日と決まっているため、この地域で生まれ育った子どもたちが社会人になっても、お祭りに参加することで同窓会ができるんです。ほかの年代の友達に再会できるのも、魅力の一つになっています。

◆それぞれの連が個性を発揮して踊る光景は圧巻
◇初台阿波踊り大会では、「初台連※4」の皆さんが踊りを披露されると伺いました。初台連の特徴を教えてください。
中村(剛):初台連は、親子での参加が多いですね。子どもたちに「地域のコミュニティーに参加させたい」「地域の大人との関わりを経験してほしい」と考える親御さんが多いようです。そのため、初台連は年齢層が広く、3歳くらいの子どもから80代までいらっしゃいます。

※4 初台阿波踊り大会で中心となる阿波踊りの団体。初台商盛会をはじめとした初台地区の人たちを中心に構成されている。

◇例年、いくつの連が参加していますか?
中村(剛):2日間の開催で、延べ20連ほどが参加しています。1連の人数はさまざまで、多いところでは約80人います。初台連は、大会当日のみ踊る人も含めると130人ほどになります。毎年、飛び入り参加する人がいらっしゃって、未経験者や外国人観光客のほか、阿波踊りの本場・徳島の踊り手も来てくださるんですよ。

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