感染性胃腸炎は、主にウイルス等の病原体を原因とする胃腸炎の総称です。主な症状は腹痛、下痢、嘔吐、発熱です。
ノロウイルスによる感染性胃腸炎は、人から人へ感染する場合と、汚染した食品を介して起こる食中毒があります。感染力が非常に強く、乳幼児・高齢者を中心に流行し、集団感染が起こります。
最も有効な予防方法は手洗いです。特にトイレ後や調理前、食事の前には、せっけんと流水で十分に手を洗いましょう。
■吐物を処理する際に大切なこと
(1)窓を開けてよく換気しましょう
(2)使い捨て手袋・マスク・エプロンを着用し、嘔吐物は不要な布等で包んでビニール袋に密閉して捨てましょう
(3)ふき取った後は、次亜塩素酸ナトリウム(塩素系漂白剤)で十分に消毒しましょう
(4)汚れた衣類を洗うときは、他のものと別にしましょう
(5)処理後、せっけんと流水で手をよく洗いましょう
■食品からの感染を防ぐために守ること
(1)嘔吐や下痢等の症状がある人は、調理を避けましょう
(2)調理・食事前の手洗いをきちんとしましょう
(3)調理をする際には、食品の中心部まで十分に火を通しましょう
(4)調理器具をしっかり洗いましょう
問い合わせ:保健予防課保健予防係
【電話】6400-0081
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