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〈第42回障害者週間記念事業〉障害のある人もない人も「ともに生きるみんなの集い」

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12月3~9日は、障害者週間です。障害者週間は、障害や障害者への理解を深めるとともに、障害者の社会参加を促進するために設けています。プログラムを通して皆さんと共に考え、楽しむ事業を開催します。当日は区内障害者施設による福祉売店で、パンやクッキー、小物雑貨等を販売します。

●対象
どなたでも

●とき
12月2日(土)午後1時~4時
※福祉売店は正午~午後4時30分

●ところ
男女平等参画センター リーブラホール(みなとパーク芝浦1階)
※来場の際は公共交通機関をご利用ください。定員200人(会場先着順)

●申し込み
当日直接会場へ。

●その他
手話通訳・要約筆記あり。

▼プログラム
▽第1部 記念式典
(1)障害者に対して理解と功績の顕著な企業や団体および個人に、区長から感謝状を贈呈します。
(2)障害者週間記念事業ポスター原画入賞者を表彰します。

▽第2部 啓発プログラム
テーマ:知的障害への理解
内容:音楽を楽しむことを通じて、知的障害への理解を深めます。
出演:森公美子さん

▽第3部 パフォーマンス
・東海大学付属高輪台高等学校・中等部ダンス部によるダンス
・芝浜小学校合唱団による合唱

主催:港区、第42回障害者週間記念事業実行委員会、港区心身障害児・者団体連合会
後援:(社福)港区社会福祉協議会、港区民生委員・児童委員協議会

問い合わせ:障害者福祉課障害者福祉係
【電話】3578-2386【FAX】3578-2678

◆第2部 啓発プログラムでの発表に向けて練習する様子をご紹介します
コミュニケーションや感情をうまく発散することが難しい障害者を対象に、区内の障害者施設では、音楽セラピーを行っています。

◇港区の音楽セラピーとは
歌うことができなくても楽器をならしたり、言葉はなくても体を動かして笑顔になったりすること等、それぞれの表現を大切にし、障害のある人もない人も共に楽しい時間を過ごすことを目的に実施しています。

◇音楽セラピーを行う仲野先生、森公美子さんにお話を伺いました
[仲野智美先生]:音楽の指導というより、みんながその時に感じていることを声や楽器で表現してもらい、一緒に楽しむ、というものです。森公美子さんのエネルギーを受け取って返しているのを見ていると、みんなにはまだたくさんのエネルギーがあって、返すことができるんだな、と感じました。これからもいいことだけでなく、嫌なことや悲しいことも含めて、その時に感じていることすべてを表現する時間を一緒に作っていきたいと思っています。

[森公美子さん]:ダウン症のお子さんに歌を教えていたこともあり、以前から障害者の方だけでなく、ご家族も一緒に楽しめる場を作りたいと思っていました。ちょうど音楽大学の友人関係から声がかかったこともあり、今回、こちらに伺うことになりました。皆さんが音楽に触れて、声を出して反応してくださり、私もうれしくて涙が出そうになりました。こちらが「がんばらなくちゃ」と気負うと、皆さんの心が閉ざされてしまいますが、オープンハートにすると、ワーッと皆さんが寄ってくださるんです。その姿を見て、私、人生の勉強をしているのかな、と思えたりもしましたし、皆さんから元気をもらいました。これからも皆さんと一緒に歌っていきたいという、人生の目標のようなものができました。

■地域共生社会の実現のために
心のバリアフリーを広く普及し、誰もが自分らしく暮らせる共生社会を実現するために、地域住民との交流の場となる「障害者週間記念事業」を開催する等、さまざまな取り組みを推進しています。

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〒107-0052 東京都港区赤坂2丁目9番11号 オリックス赤坂2丁目ビル

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