■アイヌの人々の歴史と差別
北海道を中心とした地域に古くから住んでいるアイヌの人々は、自然の豊かな恵みを受けて独自の生活と文化を築き上げてきました。
しかし、明治以降、アイヌの人々に対して、「アイヌ語」使用の禁止と「日本語」使用の強制等の同化政策が進められ、アイヌの人々は生活基盤や独自の文化を失いました。現在も、アイヌの人々に対する誤った認識等から、偏見や差別が残されています。
■アイヌ文化の保存・振興のために
令和元年に「アイヌの人々の誇りが尊重される社会を実現するための施策の推進に関する法律」が施行されました。
令和2年7月には、アイヌ文化の復興・創造の拠点として、北海道白老郡白老町に「民族共生象徴空間」(愛称:ウポポイ)が開業しました。こちらは、アイヌの暮らしや伝統芸能をさまざまな視点から体感できます。
東京にもアイヌの人々が暮らしています。アイヌの人々は、民族の言葉や文化、伝統を伝承保存する活動をしています。
私たち一人ひとりが、アイヌの歴史や伝統、文化等を正しく理解し、偏見や差別のない社会を築いていくことが大切です。
■アイヌの人々の悩み相談窓口
(公財)人権教育啓発推進センター
実施日:祝日、年末年始を除く月~金曜午前9時~午後5時
電話番号:【電話】0120-771-208
問い合わせ:総務課人権・男女平等参画係
【電話】3578-2027
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