文字サイズ
自治体の皆さまへ

区長と語る「二十歳になった私たちが、港区とともにできること」(1)

2/22

東京都港区 ホームページ利用規約等

1月13日(月・祝)に令和6年度「二十歳(はたち)のつどい」が開催されます。港区の「二十歳のつどい」は、その年度に20歳になる区民が実行委員となり、自分たちでテーマを決め、プロデュースする式典です。
令和6年度に20歳になるのは、中学3年後半から18歳までを新型コロナウイルス感染症流行によるさまざまな制約の中で過ごした世代です。皆さんが港区でどのような未来をつないでいくのか、「二十歳のつどい」実行委員から3人に参加していただき、港区民としての20歳の思いを清家区長と語ってもらいました。

*古長谷鷹念(こながやたかね)さん
港区二十歳のつどい実行委員長

*近藤千惺(こんどうちせ)さん
港区二十歳のつどい実行委員会副委員長

*倉科世玲菜(くらしなせれな)さん
港区二十歳のつどい実行委員会企画担当

(清家区長)今日はお忙しい中ありがとうございます。令和6年度「二十歳のつどい」の実行委員として同世代のお祝いのために式典を企画してくださっていること、ありがたく思っています。皆さんの新しい視点を取り入れながら、これからの港区を共につくっていきたいと思っています。今日はお会いするのを、とても楽しみにしてまいりました。よろしくお願いします。

(古長谷)(近藤)(倉科)よろしくお願いします。

■皆さんは20歳を迎えて率直にどんな感想をお持ちですか
(倉科)20歳になるに当たっての自由、責任、権利を受け止める自信は正直まだありません。ただ、20歳だからこそできることはいろいろあると思うので、愚直にがんばって、子どもに背中を見せられる大人になりたいと思っています。

(近藤)もう20歳になってしまったという焦りの方が強くて、自分が想像していた20歳よりも幼いと思っています。でも、どこかしらはちゃんと成長していると思うので、自分の理想だけではなく現実を受け止めて、大人として歩んでいけたらいいなと考えています。

(古長谷)率直に20年早かったなと感じています。子どもの頃は、大人は遠く大きな存在でした。自分がその立場になったことをまだしっかりとは実感できていませんが、年齢に伴う責任等いろいろ生まれてきているので、新しいことにも挑戦していきたいと思っています。

(清家区長)皆さんのおっしゃっていることはよく分かります。大人として社会に出るときには、意識も変わるし、責任も急に重くなるというところがありますよね。お話を聴いていると、皆さんそういう戸惑いの中で、いろいろなことを考え、感じている。それがすでに立派な20歳のご意見だと思います。自信を持って、これからの社会を率いてほしいと思います。

■20歳の立場から、港区と自分たちで何ができると思いますか
(近藤)大学のグループ発表の際に、多くのメンバーは育ったまちとの関わりや学びが多くあり、住んでいる地域と密着して教育を受けてきたのに対し、私立校に通っていた私は、区との関わりが少なかったと実感しました。その気付きから、今回の「二十歳のつどい」の実行委員に立候補しました。これからも機会があればどんどん区の活動に参加して、少しでも区に貢献できたらいいなと考えています。

(清家区長)うれしい言葉です。区立の学校は地域の人が支え、一緒に子どもたちを育てようとしてくれるので、たくさん関わりがあります。私立に通っている子どもたちも一緒に港区と関われるような取り組みを進めていきたいですし、皆さんにも一緒に協力していただければありがたいと思います。

(古長谷)令和6年度の「二十歳のつどい」実行委員は12人で活動していますが、全員が、港区内での同世代の関わりが少ないと言っています。学校が私立だったり区立だったりで、中学校に行く時点で関わりが少なくなると感じています。同世代で話す機会が少ないので、例えば「二十歳のつどい」実行委員のような、団体活動を通じて交流を促進できる機会があればいいと思います。

((2)へ続く)

<この記事についてアンケートにご協力ください。>

〒107-0052 東京都港区赤坂2丁目9番11号 オリックス赤坂2丁目ビル

市区町村の広報紙をネットやスマホで マイ広報紙

MENU