文字サイズ
自治体の皆さまへ

大震災に備えましょう

3/35

東京都港区 ホームページ利用規約等

甚大な被害をもたらした東日本大震災の発生から、令和7年で14年が経ちます。また、令和6年1月1日には能登半島地震が発生しました。突如として日常生活を一変させてしまう自然災害の恐ろしさと、日頃から災害に備えることの大切さを改めて実感することとなりました。
区では、大きな地震が起きた時、自宅に被害がなければ避難所に行かず自宅で生活を続ける「在宅避難」を原則としています。住み慣れた自宅での生活により、避難生活でのストレスやプライバシーを気にすることなく過ごすことができます。在宅避難のためには、家庭での防災の備えが非常に重要です。この機会に今一度、家庭での備えを見直し、いつ発生するか分からない災害に備えましょう。

■はじめよう防災準備
▼家庭での備蓄
災害時のための備えには、使いながら備蓄をするローリングストック法が有効です。
(1)最初に多めに購入する。消費期限内に使い切る量が目安
(2)消費期限の近いものから順番に使う
(3)消費した分を補充し、いつも一定量に保つ→(1)へ

ローリングストック法は、食料品だけでなく、生活用品にも使えます。ラップ・ホイル・ビニール袋等、日常生活でよく使うものを「買い置き」し、使った分だけ買い足すと、いざというときに慌てません。

▽定期的な賞味期限の確認を
災害用に購入した買い置き品の賞味期限が近づいている場合があります。定期的に食品の表示を確認し、早めに食べきりましょう。
例:5年保存の場合
令和7年に[購入]
令和12年が[期限]

▼家の中を安全に
東京消防庁の調査によると、近年発生した地震でけがをした人のうち、家具の転倒・落下・移動が原因だった割合は3~5割を占めています。家具の転倒・落下・移動は、避難経路をふさいで、いざというときの避難が遅れることにもつながります。大型の家具をしっかり固定したり、家具の配置を工夫したりして、安全安心なわが家を作りましょう。

▽家具の配置は安全第一で
1.安全な部屋を作る
寝室や子ども部屋にはできるだけ家具を置かないようにしましょう。置く場合は固定しましょう。

2.避難路を確保する
玄関等の出入り口につながる通路には倒れやすい家具や落下しそうな物を置かないようにしましょう。

3.収納を工夫する
高い場所に物を置かないようにしましょう。軽い物を上に、重い物を下に置いて重心を下げるといった工夫もできます。本棚はすき間なく本を並べる等、工夫しましょう。

問い合わせ:防災課地域防災支援係
【電話】3578-2516

<この記事についてアンケートにご協力ください。>

〒107-0052 東京都港区赤坂2丁目9番11号 オリックス赤坂2丁目ビル

市区町村の広報紙をネットやスマホで マイ広報紙

MENU