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令和6年度包括外部監査の結果をお知らせします

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包括外部監査は、弁護士や公認会計士等の資格を持つ外部の専門家が、区の仕事について自ら特定のテーマを決めて、財務や会計を中心に監査を行うものです。
令和6年度の港区包括外部監査人である竹内朗弁護士から、包括外部監査結果報告書が提出されました。
外部監査人が決定したテーマは「区政におけるガバナンス視点と内部統制の構築および運用の状況について」です。主に、区の内部統制制度、公益通報者保護法に基づく通報窓口の状況、区職員の服務や懲戒処分の状況、会計事務および契約事務等、幅広い分野を監査し、事務の改善に向けた意見をいただきました。今後、区では報告書の内容を踏まえ、改善を進めます。
令和6年度包括外部監査結果報告書は、区政資料室(区役所3階)、各港区立図書館および港区HPでご覧いただけます。

◆テーマ「区政におけるガバナンス視点と内部統制の構築および運用の状況について」

◇外部監査の総括意見(抜粋)
不適正事務の未然防止に向けた予防的統制のみならず、早期発見・早期是正に向けた発見的統制も内部統制の一内容として整備を進めるとともに、不適正事務が発見された場合には、表面的・表層的な原因分析ではなく、組織構造的な要因に踏み込んだ深度のある原因分析を励行し、実効性ある再発防止策を講じるべきである。
区組織における内部統制を高度化することは、信頼に足る行政サービスを区民に提供する職員の誇りを高めることにつながることから、内部統制に対するこうした前向きな理解を、職員の間に醸成していくことが重要である。

◇〔各論〕事務の改善に向けた意見(抜粋)
・区の内部統制制度について、不適正な事務だけでなく、職員が業務上行い得る不正もリスクとして捉え、予防・発見できるよう制度運用を工夫・拡充すべきである。
・区の内部統制制度について、港区内部統制評価報告書のみならず、制度の具体的運用等についても区民に対し分かりやすく周知することが望ましい。
・談合に関する研修の充実を図る等、談合の予防に向けた職員の知識の醸成、意識高揚に資する取り組みを検討すべきである。
・ハラスメントについて、ハラスメントの該当性の定義が狭く解釈されて問題事象が見落とされないよう、運用に留意されたい。

※内容については、紙面の都合上、一部本文と表現を変えています。

問い合わせ:企画課企画担当
【電話】3578-2573

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