10月23日(水)、ふるさと友好都市・長岡市川口地域(旧川口町)で開催された「中越地震20年追悼式典」に参加をしてきました。
震災当時、私は友好都市の担当課長でした。発生直後、川口町の担当課長との連絡では、「隣の小千谷市から車で帰宅途中、渋滞で動かない中でさらに大きく揺れ、命の危険を感じた」とのお話でした。「被害状況はまだ何も把握できないため、町役場に着いたら連絡する」と言われたまま、その後は携帯電話がつながらず、連絡は途切れました。
翌日の日曜日、収入役、防災関係者および消防団幹部が参集し、支援体制を話し合う中、市役所の公衆電話からようやく連絡が取れ、直ちに動き始めました。その日から約1カ月半、延べ132人の市職員、消防団が現地支援を実施。
20年の節目に当時を振り返り、地震への備えや情報発信、避難所運営など、当時学んだ教訓を改めて「今」に生かしていかなければと心新たに誓いました。
狛江市長 松原俊雄
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