穏やかな元日を襲った能登半島地震は家屋の倒壊や津波をはじめ、甚大な被害を引き起こしました。
ニュースで流れる惨憺たんたる映像を見ながら、新潟県中越地震を思い出しました。震源地となったふるさと友好都市・川口町(当時)、地震発生3日目のことです。町の中心を一望できる高台から変わり果てた景色を目の当たりにし、隣にいた現地職員の方はポツリと「川口は終わった…」と漏らしました。東日本大震災の際、津波で大きく変貌してしまった石巻市の姿を現地で見た時にもこの言葉が頭をよぎりました。
現在、失意と絶望に覆われている方も多くいることでしょう。しかし、希望の光がすべて消え去ることはありません。自治体や国、そして企業等も含めた多くの人たちの支援で、まちはまた必ず復興します。狛江市も東京都および市長会などの各関係機関と力を合わせ、現地に希望を灯していきたいと思います。
狛江市長 松原俊雄
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