町田市子ども家庭支援センターでは、市内の小学6年生を対象に、児童虐待に関する「出前講座」を行っています。
講座を受けた小学生からは「サインを出してもいいんだ」「大人に相談していいんだ」との声が上がりました。
あなたの周りに、困った様子のお子さんはいませんか。
地域の皆さんで見守ることが虐待を防ぐ第一歩になります。
■「これって虐待なのかな?」
虐待は子どもの身体を傷つける暴力だけではありません
◆これらはすべて“虐待”に当たります
○身体的虐待
・たたく、殴る、蹴る
・子どもに対して物を投げる
・戸外に締め出す など
○心理的虐待
・子どもの前で夫婦げんか、DVを行う
・言葉による脅し、無視
・拒否的な態度を取る
・きょうだい間で差別的な扱いをする など
○育児放棄・怠慢(ネグレクト)
・乳幼児の置き去り
・衣食住の世話をしない
・病気でも受診させない など
○性的虐待
・性的いたずら、行為の強要を行う
・ポルノグラフィーの被写体にする など
◆様子が気になる子どもや家庭に気付いたらご相談ください
相談した方の情報は守られます。
・子ども家庭支援センター【電話】724・4419…月~金曜日、午前8時30分~午後5時(祝休日、年末年始を除く)
・児童相談所虐待対応ダイヤル【電話】189…年中無休、24時間受け付け
あなたの悩みを聞かせてください。相談先の情報は本紙2面へ
■「子育てや生活がつらい…」ひとりで悩まないで、ご相談ください
「しつけの仕方が分からない」「子どもが泣きやんでくれない」「育児に疲れてしまった」…
子育て中の方が抱えるさまざまな疑問や不安、悩みを一緒に考える相談先があります。
ひとりで抱え込まずに、まずはご相談ください。
○電話・来所・ご自宅への訪問での相談OK 子ども家庭支援センター
子育てに関するさまざまな悩み事の総合相談窓口です。
0~18歳の子どもとその家庭の悩み、ひとり親等の就労や資格取得、生活全般の相談を受け付けています。また、有料サービスとして、ショートステイ・トワイライトステイの利用や育児支援ヘルパーの派遣についての相談も受け付けています。
受付時間:月~金曜日、午前8時30分~午後5時(祝休日、年末年始を除く)
・子ども家庭支援センター【電話】724・4419
○電話・来所・ご自宅への訪問での相談OK 妊娠期から切れ目のないサポートをしています
妊娠期には市内にお住まいの妊婦さん全員に保健師等が「しっかりサポート面接」を行うほか、出産後は「こんにちは赤ちゃん訪問」、予約不要で利用できる「乳幼児・母性相談」、成長に合わせた「乳幼児健診」も行っています。子育てや健康に関すること、お子さんの発育・発達などについてお気軽にご相談ください。栄養相談(【電話】722・7996)、歯科相談(【電話】725・5414)もご利用ください。
問合せ:保健予防課
【電話】725・5127
(鶴川地区は【電話】736・1600)
○電話・来所・ご自宅への訪問・オンラインでの相談OK 地域子育て相談センター
0~18歳の子どもの子育てに関する相談や、学校や友達などについてお子さんからの相談を受け付けているほか、子どもの年齢・発達に合わせた遊びを行う「子育てひろば」を開催しています。来所相談では、お子さんと遊びながらの相談や、お子さんが職員と遊んでいる間に別室でゆっくりお話もできます。
(1)堺地域子育て相談センター(相原町/子どもセンターぱお併設)【電話】770・7446
(2)町田地域子育て相談センター(中町/子どもセンターまあち併設)【電話】710・2747
(3)鶴川地域子育て相談センター(大蔵町/子どもセンターつるっこ併設)【電話】734・3699
(4)忠生地域子育て相談センター(山崎/市立山崎保育園併設)【電話】789・7545
(5)南地域子育て相談センター(金森/市立金森保育園併設)【電話】710・2752
受付時間:
(1)~(3)…火曜日、祝休日の翌日、年末年始を除く午前10時~午後6時
(4)(5)…月~土曜日、午前8時30分~午後5時(祝休日、年末年始を除く/土曜日は園庭開放のみ)
◆ヤングケアラーLINE相談をご利用ください
ヤングケアラーとは、本来大人が担うと想定されている家事や家族の介護・お世話などのサポートを日常的に行っている子どものことです。
元ヤングケアラーの先輩が、その日の気持ちや日常の悩み、家族のことなどについて、LINEで相談に乗ります。
対象:市内の18歳未満で家族の身の回りのお世話をしている人(ヤングケアラー)とその家族等
問合せ:子ども家庭支援センター
【電話】724・4419
◆里親制度をご存じですか
親の病気や離婚、虐待などの事情により子どもを育てられない環境となった場合には、代わりに一定期間子どもを預かり育てる「養育家庭(里親)」制度があります。
受付時間:月~金曜日、午前9時~午後5時(祝休日、年末年始を除く)
問合せ:八王子児童相談所
【電話】042・624・1141
■児童虐待防止推進月間への取り組み
子ども家庭支援センターでは、毎年11月に児童虐待防止に関する取り組みを行っています。
○ヤマト運輸×JKK東京×桜美林大学・和光大学 オレンジリボンワークショップを開催しました
ネコサポステーション町田木曽で、児童虐待防止のシンボルマークであるオレンジリボンを製作するワークショップを開催しました。製作したオレンジリボンは、市・JKK東京の職員やヤマト運輸の配達員が着用し、児童虐待防止を呼び掛けます。
○町田薬師池公園四季彩の杜西園で児童虐待防止の啓発を行いました
11月3日に、和光大学の学生とともに啓発グッズを配布し、児童虐待防止を呼び掛けました。
○ペデストリアンデッキをライトアップしています
11月30日までの午後4時〜翌朝6時にペデストリアンデッキを児童虐待防止のシンボルカラーであるオレンジ色にライトアップしています。11月1日には市庁舎をライトアップしました。
○中央図書館で特集コーナーを開設しています
日程:12月13日(水)まで
場所:中央図書館4階特集コーナー
記事全体の問合せ:子ども家庭支援センター
【電話】724・4419
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