カワセミ通信 193

12／29

町田市長：石阪丈一
里山をホトトギスの声が渡って、夏が来ました。川の様子を見に、鶴見川を久しぶりに歩きました。野津田町の神奈中バスの車庫から大蔵橋辺りまで鳥や花を探しての散策です。上(かみ)の丸山橋や下(しも)の大蔵橋辺りでは、イワツバメが飛び交っていて、今年も繁殖しているようです。イワツバメもツバメの仲間、昆虫食で、河川や池、水田の周辺に飛ぶ虫を空中で捕まえる採餌(さいじ)方法です。イワツバメは、標高の高い山地にも、都市郊外にも分布域を広げています。以前は、小田急線町田駅の高架部分に営巣したこともあります。
川島橋から下は、東京都南多摩東部建設事務所が、出水期を前に河道内の土砂の浚渫(しゅんせつ)・搬出、樹木や草の伐採・除草工事を行っています。上の方のこうした工事をしていない区間では、サワグルミやクワ、ヤナギ類などの樹木の背丈が大きく伸びています。建設事務所では、毎年こうした工事によって、出水・防災対策をしているそうです。
こちらは、鶴見川ではなく、境川ですが、今年も、境川クリーンアップ作戦が上流から下流まで11か所の会場で開催されました。主催者の話では約1000人の相模原・町田の市民等がこの作戦に参加しているとのことでした。
さて、先月末に、日本フットサルリーグ(Fリーグディビジョン1)2023-24が開幕しました。ホームタウンチームのASVペスカドーラ町田の開幕戦はY.S.C.C.横浜戦で、成瀬にある総合体育館で開催されました。結果は、残念ながら敗れてしまいましたが、当日入場者数は1500人を超え、大変盛り上がりました。昨シーズンのリーグ戦は第4位でしたが、ホームゲームの平均入場者数はFリーグ第1位です。昨シーズンから甲斐修侍監督が指揮を執っていて、多くの若手メンバーも加わっていますので、これからの活躍を大いに期待しています。