6月27日に凌霜館跡地を町田市指定旧跡に指定しました。凌霜館は、町田を代表する自由民権家である村野常右衛門が、若手運動家の育成を目的に1883(明治16)年に設立した文武館です。文武館としては全国でも先駆的で、自由民権運動や地域活動の場として使われるなど、町田市の歴史を理解するために重要な場所でした。
凌霜館跡地は村野常右衛門の子孫から、1984(昭和59)年に市へ寄贈され、現在は自由民権資料館が建っています。
自由民権資料館では「自由民権運動」と「町田市域の歴史」に関する資料を収集・保管・調査・研究し、その成果を展示や講座を通じて紹介しています。9月3日(日)まで「町田のおカイコさん」展も開催していますので、この機会に凌霜館跡地にある自由民権資料館へおいでください。
問合せ:自由民権資料館
【電話】734・4508
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