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みんなでトライ!食品ロスを減らそう!

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東京都町田市

食品ロス(まだ食べることができるのに廃棄されてしまう食品)は、大切な食料を無駄にしてしまうだけでなく、ごみの増加によって環境にも影響を与えます。
食品ロスを減らすためには、一人ひとりが当事者意識を持って取り組むことが重要です。
まずは、現状と、日々の生活の中でできることを知り、少しずつ実践してみましょう。

■食品ロスの現状を知ろう!
○国内の食品ロス発生量
日本では、年間で523万トンもの食品ロスが発生しています。この食品ロスの約半数が家庭から発生しているのをご存じですか。
国内の食品ロスを国民1人当たりに換算すると、1日約114グラム(おにぎり約1個分)の食品ロスが発生していることになります。
参考:農林水産省 食品ロス量(令和3年度推計値)

○町田市のごみに占める食品ロスの割合は…
家庭から出るごみの16%!
町田市では、2021年度に比べ、2022年度はごみの量が減少しましたが、食品ロスの割合は減少しておらず、まだ食べられる食品がごみとして出されている状況です。

・町田市の可燃ごみ・不燃ごみに占める食品ロスの割合

『食品ロス削減の詳細は本紙2面をご覧ください。』

■一人ひとりが実践しよう 食品ロス削減のコツ
食品ロス発生の原因:
・買いすぎ…使いきれずに捨ててしまう
・期限切れ…賞味期限・消費期限が切れて捨ててしまう
・過剰除去…調理のときに食べられる部分も捨ててしまう
・食べ残し…食べきれずに捨ててしまう

○買いすぎないように注意しよう
・家にある食料品の種類・量を確認する。
・買い物メモを作って使いきれる量を購入する。

○調理するときも気を付けよう
・野菜の芯などは調理方法を工夫して捨てずに使用する。
・食べる人の適量や予定を把握して調理する。
・使いきれなかった食材は、きちんと保管して早めに使いきる。
・残った料理はリメイクして使いきるように心掛ける。

○食品に適した保管方法を知ろう
・食品ごとに適切な保管方法を調べる。
・賞味期限・消費期限をよく見て、期限切れを起こさない。
・賞味期限は「おいしいめやす」。期限が切れた食品は、食べられるか確認する。

○きちんと食べきろう
・出された食事はきちんと食べきるように努力する。
・外食するときは食べきれる量を注文する。

問合せ:環境政策課
【電話】724・4379

■さらに、食品ロスを減らす取り組みを知ろう
○まちだ☆おいしい食べきり協力店を利用する
量り売りやばら売り、小盛りメニューを設ける、店頭でのポスター掲示等による啓発活動など、食品ロス削減に関する具体的な取り組みを行っていると市が認定した事業者(店舗)で、現在11件が認定されています。お店で食べきれる量にして注文することなどで食品ロスを減らすことができます。
詳細は市HP(本紙二次元コード)をご覧ください。

問合せ:環境政策課
【電話】797・0530

○フードドライブに参加する
フードドライブとは、家庭や会社で余っている食品を集めて、必要としている世帯に届ける活動のことです。皆さんから受け取った食品は、フードバンクまちだ(町田市社会福祉協議会)に集まり、生活困窮者を支援する行政関係機関や子ども食堂等へ提供され、食品を必要とする世帯へと有効活用されています。2023年2月から、食品の受け取りを環境政策課(市庁舎7階)で行っています(賞味期限が2か月以上先のもののみ受け付け可)。その他の窓口等の詳細は、市HPをご覧ください。

問合せ:環境政策課
【電話】724・4379

■みんなで食品ロス削減に取り組むために…
食品ロスをより一層減らすため、市では「町田市食品ロス削減推進計画」を策定しました。市民や事業者を対象に「みんなでトライ!食べきり売りきり使いきり」をスローガンとして、食品ロス削減の取り組みを推進します。
これまで推進してきた食品ロス削減の啓発の強化に加え、2025年度までにフードドライブの拡大やフードシェアリングサービスの開始、食品リサイクル施設の活用に取り組みます。

問合せ:環境政策課
【電話】724・4379

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