カワセミ通信 200

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町田市長：石阪丈一
新しい年を迎えました。市民の皆様には健康で穏やかな正月を過ごされたのではと思います。
元旦、年賀状の返信を終えたところで、地震のニュースが飛び込んできました。石川県、能登半島を中心に震度7の大地震です。翌日以降、被害の状況がはっきりするにつれて、亡くなった方も増えています。また、倒壊した木造家屋の多さにも驚かされました。亡くなられた方にお悔やみを申し上げますとともに、被災された方々にお見舞いを申し上げます。
もう一つ、びっくりしたのは、翌日2日の羽田空港での旅客機の事故です。旅客機の400人近い乗客、乗員はキャビンアテンダントの迅速な対応もあって奇跡的に無事でしたが、衝突した海上保安庁の航空機では、5人の乗員が亡くなってしまいました。ご冥福をお祈りします。
事故原因はまだ確定していませんので、軽々に物は言えませんが、海上保安庁の当該機は、能登半島の地震の被災地へ救援物資を緊急輸送するため新潟へ向かうところだったそうです。一刻も早く届ける、そんなはやる気持ちが背景にあったのかも知れません。
さて、このところ毎年正月に訪れている町田薬師池公園四季彩の杜。今年も、池には、冬鳥のキンクロハジロとホシハジロが入っています。漢字では「羽白鴨」と書きますが、飛んだ時に風切り羽根が白く見えるところから来た名前です。どちらも、潜って餌を採る「潜水鴨」で、盛んに潜っていました。
林内には、いつものとおり、シジュウカラやヤマガラなどのカラ類に混じってエナガ、メジロそれとキツツキのコゲラで混群を作っていました。
能登半島の地震に見舞われた市町村の復旧、復興が急がれます。町田市は当該市町村との災害時救援協定を結んではいませんが、義援金の募金・援助について日本赤十字社を通じて行っています。市民の皆様のご支援・ご協力をお願いいたします。