文字サイズ
自治体の皆さまへ

地域の身近な相談相手 民生委員・児童委員を知っていますか

1/28

東京都町田市

民生委員・児童委員は、地域の身近な相談相手として、暮らしの中の心配や困り事などについて相談・支援する活動を行っています。
また、必要なサービスが受けられるよう関係機関との「パイプ役」を担っていて、地域のネットワークづくりにも携わっています。

○相談・支援活動
高齢者や障がい者のいる世帯・支援の必要な子育て世帯などの状況を把握し、必要に応じて相談を受け、アドバイスしています。

○見守り活動
高齢者見守り訪問や小学生の登下校の見守りなど、訪問活動や地域の見守りを行っています。

○地域イベントへの参加
地域で行われているイベントへの協力・参加を通じて、地域の皆さんと交流を深めています。

民生委員・児童委員の活動の様子は本紙2面へ

■民生委員・児童委員はこんな活動をしています
民生委員は、地域からの推薦を受け、民生委員法に基づいて厚生労働大臣から委嘱された非常勤の地方公務員です。また、民生委員は児童福祉法によって児童委員も兼ねています。町田市では、1月1日時点で173人の民生委員・児童委員と、14人の主任児童委員(地域の子どもの福祉に関する相談・支援を専門的に担当する委員)がそれぞれ地域ごとに活動しています。

○こんな時は、ご相談ください
※民生委員・児童委員には守秘義務があり、相談した方の秘密は守られます。
・初めての子育てで不安がいっぱい。誰かに話を聴いてもらいたい。どこに相談すればいい?
・高齢者向けのサービスを受けたい。どこに連絡すればいい?
・生活に困っている。支援を受けるにはどうしたらいい?
・障がい者が受けられるサービスを知りたい。 など

◆民生委員のお二人に活動の様子を伺いました!
南第二地区 杉﨑幸恵委員
堺地区 蝦名真理委員

○民生委員になったきっかけは?
杉﨑さん:前任の民生委員さんからの推薦でした。個人でできることには限界があるけれど、行政やボランティアなど組織ならできることがあるかなと思って引き受けました。
蝦名さん:私が小学校の学校運営協議会委員も務めていて、そこで一緒だった前任の民生委員さんからの推薦でした。

○どのような活動をしていますか?
杉﨑さん:高齢者訪問、学校・保育所などとの情報交換、ご近所の方からの相談を受けた時は訪問もしています。また、さまざまな研修を受け、活動に役立てています。私は、どこに聞いたらよいか分からないことも相談してもらえればと思っています。例えば高齢の方でパソコンやスマートフォンに変な通知が出たとか、一言相談していただければ心も落ち着くかなと。
蝦名さん:話を聴くのが民生委員の役割だと思っていて、そこで困っていることがあったら、関係機関につなぐようにしています。最初、私にはできないかなと思うこともありましたが、ある時先輩に「頑張らなくていいんだよ」と言われて、そこからスーッと力が抜けました。話を聴くことで、困り事の解決につながったり、皆さんの気分を楽にできたらと思っています。

○実際に活動してみてどうですか?
杉﨑さん:支援が必要と思われる方に、必要な情報をお届けしたり関係機関につなげたりすることで、生活が変わるきっかけになれた時はやりがいを感じます。また、活動を通して民生委員の仲間ができたのは良かったなと思います。
蝦名さん:訪問などの活動の中で、「いつもお世話になります」とか「安心しました」という声をいただくと、私の方が元気づけられます。いろいろな方と会えて話を聴いて、楽しみながら民生委員を続けています。

民生委員・児童委員へのご相談は、お問い合わせください。

問合せ:福祉総務課
【電話】724・2537

<この記事についてアンケートにご協力ください。>

〒107-0052 東京都港区赤坂2丁目9番11号 オリックス赤坂2丁目ビル

市区町村の広報紙をネットやスマホで マイ広報紙

MENU