○広報まちだジャック計画とは
「まちだ若者大作戦(※)」の作戦のひとつとして、広報まちだの特集記事を執筆することを目的に20代前半の若者が集まり、5月1日号で特集号を作成しました。今回は、特集号に引き続きコラムを寄稿します。
当コラムでは、町田市に関わる活動に参加してきた若者たちで構成された「ぶっとび隊」の皆さんに、町田市で活動する楽しさや魅力について伺いました。
(執筆:広報ジャック実行委員会 米田・山本)
○ぶっとび隊とは
町田市子どもにやさしいまち条例(まちだコドマチ条例(ルール))施行記念イベント「コドマチフェスティバルスタートアップイベント」の企画への参加をきっかけに、これまで市に関わる活動に取り組んできたメンバーを中心として結成されました。「ぶっとんだことをしよう!」をモットーに、市内イベントへの出展など幅広く活動しています。
○座談会参加者と過去に参加した主な活動
・金子さん(22)桜美林大学SLC-V代表 ガクマチEXPO参加
・鈴木さん(22)二十祭まちだ実行委員会OB
・松林さん(21)二十祭まちだ実行委員会OB 有志男声合唱団ますらを
・平賀さん(21)二十祭まちだ実行委員会OG ガクマチEXPO学生ファシリテーター
■活動を始めたきっかけ
金子さんは、ボランティア活動に興味を持ち個人で参加する中で、大学で防災・減災啓発活動を中心に活動する団体に出会い、そのつながりから、町田や近隣地域で活動する学生団体の取り組みを紹介する学生活動報告会「ガクマチEXPO」に参加しました。「趣味で創作活動をしているので、0から1を創り出すような、みんなで協力するイベント企画が好きなんです」と楽しそうに話してくれました。他の方々も、「人とつながることが好きだから」「成人式に参加するより作る方が面白そうだから」など、活動を始めた理由はさまざまでした。
皆さんが町田で活動する主な理由は、「やっぱり地元だから」「地域の方に恩返しができそうだから」。活動の拠点になる公共施設やお店が多いことも理由のひとつだといいます。緑とまちのにぎわいが共存していて、何でもできる便利なところが町田の魅力。イベントの際に幅広い世代の方が足を運んでいることも活動のモチベーションにつながっているそうです。
座談会の中で、鈴木さんが20歳前後の市民を集めた「大運動会」をやってみたいと話すと、「チェッコリ玉入れをやろう」「大玉転がしっていいよね」と盛り上がりを見せていました。市では、こうした若者の「やりたい」を応援する「まちだ若者大作戦」という取り組みを行っています。「自分にもやりたいことがある!」という方は応募してみてはいかがでしょうか。
■団体で活動する良さ
松林さんは「楽しいからやるけれど、楽しくない瞬間もあります」と本音で話してくれました。異なる経験を持つメンバーが進め方を合わせることに難しさがある半面、実現できるかぎりぎりの案を出すことや、実現に向けた話し合いがすごく楽しいのだといいます。ぶっとび隊では、学校や仕事、年齢、出身地の異なるメンバーが、それぞれの経験を持ち寄って、同期の仲間のように活動しています。
ぶっとび隊が結成された理由のひとつは、「それぞれの団体を卒業してつながりが失われてしまうのがもったいないから」。やりたいと言えばなんでもやれそうな雰囲気が良いのだと、皆さんは終始笑顔で話してくれました。皆さんからは「つながり」という言葉が多く挙がり、活動を通してさまざまな人や団体とつながるたびに新たな発見があり、それが自分たちの成長につながっているといいます。平賀さんは自身の福祉への思いも踏まえながら、「こうした団体がより自由に活動できて、もっと身近な存在になれたらうれしい」と語ってくれました。
ぶっとび隊は、11月30日(土)開催の町田市市民協働フェスティバル「まちカフェ!」オープニングイベントに、「カワセミサポーターズ」と称して参加予定です(イベントの詳細は本紙12面をご覧ください)。
このコラムが、誰かが「自分も何か始めてみたい」「新しい人とつながりたい」と思うきっかけになれたらうれしいです。
次回の広報まちだジャック計画コラム編は、来年2月15日号掲載予定です。ぜひご覧ください。
※まちだ若者大作戦は、「子どもにやさしいまちはだれにとってもやさしいまち」の実現に向け、町田市在住・在学の中学~満23歳の若者が、自らの力で「やりたいこと」を実現できるよう市が後押しする事業です。詳細はまちだ子育てサイト(本紙二次元コード)をご覧ください。
問合せ:広報課
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