■「子どもにやさしいまち」の実現について伺いました!
◆保護者インタビュー
○工藤さん
ー「子どもにやさしいまち」について思うことは?
町田市には「子どもセンター」など、子ども向けの施設が多くあり、子どもが守られていると感じます。子どもたちの居場所づくりが求められる中、子どもセンターは、安全で自由に遊べる、貴重な子どもの居場所だと思います。このような子どもの居場所がさらに増えていくと、親としてうれしいです。
ー将来、子どもたちに期待することは?
自分を大切にし、自分らしく幸せに暮らしてもらいたいです。仮に子どもたちが失敗して何かにつまずいても、すぐにやり直すことができる社会づくりを私たち大人がサポートできたらいいなと思います。
○中村さん
ー「守られる権利」について
4つの「子どもの権利」の中でも「守られる権利」は特に大人に責務があると思います。日頃から、子どもの登下校中にボランティアの方がパトロールしてくださるなど、子どもが守られている環境に感謝しています。今後、子どもが安全に遊べる居場所がさらに増えるとうれしいです。
ー「子どもにやさしいまち」に期待することは?
子どもと大人が分け隔てなく関われるまちになることに期待したいです。子どもたちが、学校だけでなく、さまざまなコミュニティーに参加し、多くの方と関わる機会が増えれば、子どもたちの成長につながると思います。いろんな方と接し、人を思いやる気持ちを育んでいってほしいです。
◆事業者インタビュー
○(株)ビックボイス DX担当執行役員・理事 永浦さん
ー(株)ビックボイスって?
町田市内に本社を置くIT企業で、子育てと仕事を両立できる働き方に向けて工夫しています。以前、市主催で行われた「まちだコドマチ条例(ルール)」の周知・啓発活動「子育て支援制度に係る事業者意見交換会」にも参加しました。
ー「子どもにやさしいまち」の実現に事業を通してどのように関わっていますか?
育休やフォローを必要としている従業員のために、テレワークや休みを取りやすい体制を整えています。仕事の属人化を防ぎ、誰でも必要な時に休みを取れる仕組みを作っています。また、育休中の職員をフォローアップした従業員を表彰する「ホワイトナイト制度」を設けています。
○(株)ビックボイス 主任技師 前迎さん
ー子育てと仕事の両立
今年1月に娘が生まれた時、育休を取得しました。チーム内で業務を共有する仕組みが整っているので、スムーズに休みを取ることができました。今でも、急に子どもが体調を崩したときは、テレワークに切り替えたり、休みを取ったりできるので、働きながら安心して子育てできています。
ー「子どもにやさしいまち」の実現に業務を通してどのように貢献したいですか?
少子化により子どもの数が減り、気の合う友達を見つけることが難しい時代かと思います。ITを通して、気軽に友達を作ることができる仕組みを構築し、将来を担う子どもたちのために世界を変えることができたらいいなと思います。
◆〔イベントスタジオ〕コドマチフェスティバル「みんなでつくろう!子どもにやさしいまち」
「まちだコドマチ条例(ルール)」の施行を記念し、「子どもにやさしいまち」の実現に向けたキャンペーンとして2024年度に実施した「コドマチフェスティバル」の取り組みやイベント等をパネル展示で紹介します。
日時:12月16日(月)~20日(金)、午前9時~午後5時
※20日は午後1時まで。
場所:イベントスタジオ(市庁舎1階)
問合せ:子ども総務課
【電話】724-2876
◆パブリックコメント予告
「(仮称)町田市子どもマスタープラン25-34」の策定を進めるに当たり、市民の皆さんにご意見を伺います。主役である子どもにも計画について知ってもらうため、子ども向けの概要版も作成しました。
募集期間:12月15日(日)~1月15日(水)
案の公表方法:
・本紙12月15日号に概要を掲載
〔12月15日以降〕
・市HPに詳細を掲載
・市役所、各市民センター、各子どもセンター、各子どもクラブ、各市立図書館等で資料の閲覧、配布
※各窓口で開所日・時間が異なります。
意見等の提出方法:
・郵便・FAX・メール・町田市公式LINE・メールフォーム
・子ども総務課(市庁舎2階)ほか、指定の窓口への提出
問合せ:子ども総務課
【電話】724-2876
大人も子どもも「まちだコドマチ条例(ルール)」を知り、「子どもの権利」を理解し、みんなで「子どもにやさしいまち」を実現していきます。
記事全体の問合せ:子ども総務課
【電話】724-2876
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