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カワセミ通信 210

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東京都町田市

町田市長:石阪丈一
今月上旬までは暖かい気候で、まだ晩秋といった趣でしたが、その後しっかり冬になりました。毎年、冬になると薬師池公園に紅葉と鳥を見に出かけています。この冬は、今月上旬に出かけました。薬師池公園の紅葉はちょうど最盛期でした。カエデの赤もイチョウの黄色も色鮮やかで、松の雪吊りともども池の水面に影を映してここならではの風情です。
池には、この冬もキンクロハジロ、ホシハジロが入っていました。蓮田のカワセミも健在です。イカルが30羽ほど上空を旋回した後、梢(こずえ)で休んでいました。
さて、先月末にフットパス全国大会が、九州、熊本県下益城郡美里町で開催されました。新しい試みは、フットパスウォークが、熊本、宮崎の2県をまたがって行われたことです。7つのコースがあり、私自身は、宮崎県西臼杵郡五ヶ瀬町のコースに参加しました。阿蘇山が見え、遠くに雲仙・普賢岳を望む標高の高いフットパスコースです。
九州ではフットパスに取り組む団体、自治体も多く、福岡県中間市、大分県臼杵市に続いて、今回の美里町は2回目です。次回は来年、北海道ニセコ町で開催します。北海道内での開催は第1回フットパス全国大会の黒松内町、上富良野町に続いて3回目になります。
フットパスに取り組む目的は、一言でいえば、地域おこしであり、地域住民の協力・参加で古い町並みや里山を巡ることで、その町や村の魅力を来訪者に伝え観光にも寄与することです。
インターネットの普及により、十数年前から、地元がプロデュースする着地型観光が盛んになってきました。地元の産業とりわけ農業の振興にもつながるのがフットパスウォークです。日本フットパス協会の設立から15年。九州、北海道で盛んなフットパスの運動がさらに広がっていくよう取り組んでいきます。

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