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考えてみよう!子どもの権利~「まちだコドマチ条例(ルール)」が5月5日に施行されます~

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東京都町田市

市では、子どもにとって最善の利益(子どもにとって最もよいこと)が優先して考慮され、子どもが幸せに暮らすことができる「子どもにやさしいまち」の実現を目指しています。この度、未来を担う子どもたちの視点に立った、「子どもの権利」に関する条例、「町田市子どもにやさしいまち条例(まちだコドマチ条例(ルール))」が5月5日にスタートします。
「ピアノひきたい」
「みんなの役に立ちたい」
「公務員になる」
「デザイナーになりたい」
「でんしゃのうんてんしゅさんになりたい」
「どうぶつえんにいきたい」
「電気関係の仕事に就きたい」
「かんごしになりたい」
「鉄道で日本一周」

○子ども視点のまちづくりを推進します
石阪丈一市長
この条例は、みんなが子どもの視点に立って、それぞれの立場から「子どもにやさしいまち」について考え、行動に移し、手を取り合って実現していく、そのような思いを込めて制定しました。
みんなが子どもたちの声に耳を傾け、子どもの“やりたいこと”や“夢”を支えていけるようなまちを目指していきます。今後も、皆様のご理解とご協力をお願い申し上げます。

町田市出身のシンガーソングライターLeinaさんへのインタビューやコドマチフェスティバルについては本紙2面へ

■5月5日って何の日?
1966年5月5日は、すべての市民が青少年を健やかに育てようという決意のもと、市が全国に先駆けて、「青少年健全育成都市宣言」を行った日です。それを機に毎月5日を「青少年の日」と定めています。その後、「青少年健全育成都市宣言」30周年に当たり、1996年5月11日に「町田市子ども憲章」を制定しました(本紙画像参照)。
また、1999年5月5日に、市内初の子どもセンター「ばあん」が開館し、今月開館25周年を迎えます。青少年の日であり、また「ばあん」の開館日でもあるこの日を「まちだコドマチ条例(ルール)」のスタートの日にしました。

◆“「ばあん」は私にとって自分の家のような場所です”
町田市出身のシンガーソングライターLeinaさんにお話をうかがいました

○町田市との関わりを教えてください。
3歳ごろから17歳まで町田市に住んでいました。

○いつから音楽を始めたのですか?
母親の影響で幼い頃から家でよく音楽を聴いていました。「ばあん」でギターやドラムの楽器に触れ始め、本格的に音楽を始めたのは中学3年生の時でした。

○「ばあん」に通い始めたのはいつ頃ですか?
私は活発な性格だったので、よく友達と遊んでいました。小学1年生の時、仲の良かった友達に連れてってもらって初めて「ばあん」を訪れました。初めて訪れた時は、「こんなにもたくさんの遊びができる場所があるんだ!」と感動したのを覚えています。それからは毎日のように通っていました。当時は遊びに夢中になり、門限を過ぎて親に怒られたこともありました(笑)。

○「ばあん」ではどのように過ごしていましたか?
バスケットボールをしたり、ボードゲームをしたり、スタッフの方とお話をしたり、色んな遊びをしていました。他には、ギターを借りて、入り口の前のベンチや「すたじお」でよく歌っていました。曲ができるとスタッフの方に聴いてもらって、感想を聞いたりしていました。『未開封の恋』という曲は、まさにその過程ででき上がった曲です。
また、私は「ばあん」の子ども委員会に所属していました。「せとる」で委員のみんなとお菓子を食べながら催しを企画し、実行するのが楽しくて好きでした。普段の学校生活では関わる機会の少ない他学年の友達と交流できる貴重な場でした。毎年5月5日に行う誕生祭でお化け屋敷を催したり、歩いて大地沢や江ノ島まで行ったり、「ばあん」でお泊まり会をしたりと楽しい思い出がたくさんあります。

○「ばあん」はどんな場所ですか?
私にとって、自分の家のような場所です。実際、家や学校よりも長くいたかもしれません。たとえ、家や学校で嫌なことがあっても「ばあん」に行けば、話を聞いてくれる人がいるし、一緒に遊べる仲間がいる。そんな場所でした。私と同じように、「ばあん」が多くの子どもたちにとって、自分の家のような存在だったり、大切な居場所になっていると思うので、長くあり続けてほしいと思います。

○Leinaさんにとって、町田市はどんな場所ですか?
町田市は都心へのアクセスもよく、住みやすい場所だと思います。町田市民は地元に愛着がある方が多い印象がありますし、私もそのうちの一人です。これからも子どもにやさしいまちであり続けてほしいと思います。

■コドマチフェスティバル~考えてみよう!子どもにやさしいまち~/ばあん誕生祭
「まちだコドマチ条例(ルール)」施行を記念して「コドマチフェスティバル~考えてみよう!子どもにやさしいまち~」スタートアップイベントを「ばあん」の25周年イベントと一緒に開催します。
日時:5月5日(祝)午前10時〜午後3時
※模擬店の販売は午前11時から(無くなり次第終了)

◆コドマチフェスティバル~考えてみよう!子どもにやさしいまち~
○スタートアップイベント
子どもも大人も「子どもにやさしいまち」に楽しみながら触れるイベントを開催します。
市長と一緒にクイズ大会や、フットサル選手とキックターゲット、皆さんから集めた「コドマチメッセージ」のお披露目も行います!
場所:南市民センター

◆ばあん誕生祭
今月で「ばあん」は25歳になります。みんなで楽しくお祝いしましょう!子ども委員会が企画した巨大な迷路やeスポーツ体験ブース、地域団体による焼きそばやフランクフルトなどの模擬店、ピアノやバンドのステージ発表など、みんなで盛り上がれるイベントがたくさんあります!
場所:子どもセンターばあん

◆はたらく乗り物大集合!
「ばあん」と南市民センターの前の道路に、消防車やパトカー、スケルトンごみ収集車「みえるくん」などが大集合します!記念撮影もできます!

■「まちだコドマチ条例(ルール)」の詳細はこちら
条文や検討過程・答申の詳細、実施したイベントなどに関する情報は、「まちだ子育てサイト」をご覧ください。

■広報物(リーフレット・副読本・ガイドブック)紹介
市では、「子どもの権利」や「まちだコドマチ条例(ルール)」を子どもから大人まで皆さんに知っていただくために、「まちだコドマチ条例(ルール)」のリーフレットなどの広報物を紹介しています。

■広報まちだ
2023年2月1日号
特集:子どもの権利

2024年2月1日号
特集:「まちだコドマチ条例(ルール)」が制定されました

問合せ:子ども総務課
【電話】724-2876

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