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カワセミ通信 204

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東京都町田市

町田市長:石阪丈一
初夏と言っても、すでに先月、4月から夏日が普通になり、30度超えの真夏日も出現しています。
南からやってくる夏鳥の仲間が、ツバメを先頭に、続いて、センダイムシクイやキビタキが渡ってきました。この2種とも、繁殖地はもう少し標高の高い山地で、その途中に立ち寄ったものと思われます。
さて、5月5日のこどもの日に合わせて、「町田市子どもにやさしいまち条例」略して「まちだコドマチ条例(ルール)」が施行となりました。5日の当日はコドマチフェスティバル and ばあん誕生祭と銘打って、南市民センター、子どもセンターばあんなどを会場に終日イベントを開催しました。
このイベントは、市内各子どもセンターの運営・企画を担っている「子ども委員会」でイベント企画が進められ、eスポーツ大会有り、謎解きスタンプラリー有り、迷路遊び、お絵描き、さらには5つの子どもセンターをオンラインで結んでのクイズ大会もありました。
南市民センター横の道路を通行止めにして、パトカー、消防車、スケルトンごみ収集車など子どもたちに人気の車両を並べました。横にある金森むつみ児童公園には、エアーアスレチックという名のトランポリン風の遊び場も設置したり、盛りだくさんでした。
「町田市子どもにやさしいまち条例」は、従来の子どもの権利を中心とした「町田市子ども憲章」を発展させたものですが、それにとどまらず、私たち大人が、子どもたちに何ができるか、市民みんなができることを実行することを求めるという意味合いも含んでいます。
このイベントは、子ども委員会のメンバーの企画を実現するために、道路の通行止めができたのも、町田警察署のご尽力によるものですし、街区公園も公園部局の許可で使えるようになりました。他にもボランティアの方々などの支援があって、初めて実現できたものです。まさに、子どもにやさしいまち条例の趣旨の通り、市民、団体など大人ができることを実行している好事例だと感じました。

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