町田市長:石阪丈一
梅雨、湿度の高い季節になりました。動植物にとっても、農家にとっても恵みの季節ではありますが。
梅雨ぞらに似合いそうな、アジサイ、タチアオイが目立つようになり、あちこちでホタルブクロを見かけます。我が家の小さな庭のユスラウメの込み枝の中を、この春巣立った、シジュウカラの若鳥数羽が親の後を追って移動していました。
小山田辺りに出かけました。ホトトギスの声が曇り空を渡っていきました。クヌギ、コナラの大きな樹冠、見上げると、キビタキが美しい声で囀(さえず)り、子連れのエナガ、シジュウカラが枝を渡っていきます。エナガの親鳥は、長い尾羽の先が曲がっていて、狭い巣の中で子育てしていた様子が見て取れました。珍しく、コゲラの若鳥も見えて、子育ての季節を実感しました。少し湿った林床は、ドクダミの大きな群落で真っ白に彩られていました。
さて、今月初めに、フットサルFリーグ2024-2025ディビジョン1が開幕しました。ASVペスカドーラ町田の市立総合体育館での開幕戦対戦相手は、シュライカー大阪でした。昨年も一昨年も、実は、開幕戦で敗れていましたので、ちょっと心配していましたが、ふたを開けてみれば7対1の大勝でした。2023-2024シーズンは、得失点差で惜しくもリーグ優勝を逃してしまいました。
今年は、選手の皆さん、監督、口を揃(そろ)えて、「忘れ物を取りにいく」と決意表明していましたので、きっと今シーズンは町田に「優勝」をもたらしてくれると思います。ホームゲーム観客数がFリーグでナンバー1のペスカドーラ町田サポーターの皆さん、今年も後押しをお願いいたします。
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