市では毎年2回(7月、12月)財政状況を公表しています。今回は、2023年度(2023年4月1日~2024年3月31日)の財政状況をお知らせします。また、決算状況の詳細は、今後の本紙でお知らせします。
※金額は、表示単位未満を四捨五入しているため、合計値等と合致しない場合があります。
■一般会計・特別会計予算の執行状況
※金額は2024年4月1日~5月31日の出納整理期間を含んでいます。
■市有財産の状況
市では、集会施設・学校・市庁舎などの建物や、これら施設の敷地となっている土地、取得価格100万円以上の物品、有価証券、債権などの財産を所有しています。
■企業会計の状況
○病院事業会計
新型コロナウイルス感染症の感染症法上の位置づけが5類となったことで、2020年度から新型コロナウイルス感染症患者専用の病棟としていた町田市民病院南棟9階病棟において一般患者の受け入れを再開したことや、同病院東棟4階病棟にHCU(高度治療室)を開設し救急患者の受け入れ体制を強化したことなどにより、入院における患者数は対前年度比7.2%増、診療収益は8.0%増となりました。
入院・外来を合わせた診療収益は7.3%増加したものの新型コロナウイルス感染症関連の補助金が大幅に縮小されたことにより、収益的収支における収入額は対前年度比5.3%減となりました。
・利用状況と診療収益(税抜)
・収入・支出の状況(税込)
■下水道事業会計
2023年度の町田市下水道の使用状況は、有収水量が対前年度比0.8%減となりました。有収水量の減少に伴い、料金収益は0.6%前年度を下回りました。
なお、当年度純利益は5億3255万円で、当年度未処分利益剰余金は24億2935万円となりました。
・利用状況と料金収益(税抜)
・収入・支出の状況(税込)
■ローン(市債)の状況
市には、公共施設を整備するために国や銀行などから借りた長期のローン(市債)があります。
施設などは長期に利用できるので、整備した時の市民だけでなく、将来利用する市民にもその費用を公平に負担してもらうようにしています。
※利子の支払見込額は、今後支払いが予定されている総額です。
■市民1人当たりの市税負担額と一般会計支出額
医療・生活支援、教育の充実、ごみの収集や再資源化、道路・下水道・公園等の整備、防災など市が行うさまざまな市民サービスは、皆さんに納めていただいた税金を使って行われています。2023年度の市税収入額と一般会計支出額をそれぞれ人口で割って、市民1人当たりの市税負担額と一般会計支出額を計算しました。
市民1人当たりの市税負担額:16万5833円
市民1人当たりの一般会計支出額:41万7416円
※人口…43万558人(2024年4月1日現在)
問合せ:財政課
【電話】724-2149
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