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〔まちの看板を見てみよう〕屋外広告物とまちだの景観づくり

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東京都町田市

町田市では、屋外広告物による良好な景観づくりに取り組んでいます。
皆さんも身の回りの看板を通して、まちだの景観について考えてみませんか。

○屋外広告物ってなに?
屋外広告物は、屋外に設置された看板や貼り紙など、常時または一定の期間継続して表示されるものです。店舗や商品の情報を知らせることや、見る人の購買意欲を誘因するうえでなくてはならない伝達手段となっています。特に商業地では、活気・賑(にぎ)わいを演出する要素として、まち並みの景観に深く関わっています。
Q.写真のどれが広告物か考えてみよう!
※詳細は本紙P.1をご覧ください。

本紙2面で屋外広告物について詳しくご紹介します

■町田市のめざす屋外広告物
みどりの豊かさとまちの賑わいが共存している市では、屋外広告物を周囲のまち並み・風景と調和させ、地域の賑わい・個性を創出することで、より良好な景観づくりに取り組んでいます。
より分かりやすく、魅力的な景観づくりを目指すため、市では「町田市屋外広告物条例」を定めて、過剰な情報量の広告物や、建築物の外観・まち並みと調和していない広告物等の規制を図るほか、「町田市屋外広告物ガイドライン(景観編)」(本紙二次元コード)で、デザイン、色彩・素材・照明等による伝わりやすい屋外広告物について紹介しています。

◆まちの広告物を見てみよう 地域に合った屋外広告物の工夫
○丘陵地の周辺
広告物の高さや、鮮やかな色彩の使用の割合を制限することで、みどり豊かな丘陵地や谷戸の豊かな自然と調和するように配慮しています。
ポイント:
・鮮やかな色は、特に伝えたい部分に絞って効果的に用いる

○住宅地
ゆとりあるまち並みを形成する低層の住宅地では、住環境に配慮し、広告物の高さや鮮やかな色彩の使用の割合を制限しています。
また、使用する色の数や、余白の規定を設け、広告物の印象を和らげ、まち並みとの調和を図っています。
ポイント:
・広告物の高さは、低層住宅地のまち並みに調和し、人の目線(アイレベル)に合ったものにする
・デザインに余白を設けることで、読みやすく、品格のある表示にする

○駅の周辺
まちの賑わいづくりや心地の良さに配慮し、歩行者の視点に合わせて広告物を低層部にまとめる、設置位置や形態をそろえて規則性を持たせる等によって、伝えたい情報を絞り込み、すっきりとしたまち並みを作っています。
ポイント:
・広告物の並び方に秩序を持たせて、すっきりと見せる
・歩行者の目に入りやすいように、できるだけ低層部に集約して掲出する

※各事例の詳細は、本紙P.2をご覧下さい。

■町田市屋外広告物条例は10月1日に施行されます
条例では、町田市独自の屋外広告物の基準を定めているほか、併せて改正した町田市景観条例により、事業者等による広告物設置前の事前協議を義務付けました。
条例の詳細は、市HP(本紙二次元コード)をご覧ください。

■「私が好きな暮らしの風景」の写真を募集しています
市内の景色や風景と共に、家族や友人が入った、日常の暮らしの中での何げない風景の写真を募集します。応募された写真は、景観づくりに関する市HP、景観の冊子等に活用します。詳細は市HP(本紙二次元コード)をご覧ください。
写真のテーマ:私が好きな暮らしの風景
応募方法:11月30日までに、X(旧Twitter)で「市民が主役の街づくり(町田市公式)」@machida_chikuをフォローし、ハッシュタグ「#町田市生活風景」をつけて投稿。メール(【メール】mcity6250@city.machida.tokyo.jp)での応募も可。

問合せ:地区街づくり課
【電話】724‒4267

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