町田市長:石阪丈一
9月になり、さすがの猛暑も少しだけ和らいできたようですが、油断はできません。熱中症には引き続きご注意ください。今月のはじめ、鶴見川の下流、三輪町と麻生区にまたがる恩廻公園に行ってみました。外見ではわかりませんが、実はこの公園の地下は11万m³の貯留能力のある洪水調整池(トンネル式)になっています。現在建設中の境川の金森調節池と同様、洪水による氾濫(はんらん)を防ぐための施設です。
鶴見川のこのあたりで、サギの仲間を3種見かけました。コサギ、ダイサギ、アオサギが同じ場所で魚を狙っていました。イソシギ(留鳥)が護岸で虫を探していました。草むらからはコオロギの声が聞こえ、暑さの中でしたが、秋の気配を感じることができました。
小宅の玄関わきのエゴの木がたくさんの実をつけました。エゴの実はシジュウカラやヤマガラが好んで食べます。2週間ほど前から、ヤマガラが偵察?に来ていましたが、近ごろは、実が熟れてきたのか近場で実を割って食べています。
さて、数年ぶりに、友好都市の沖縄市の全島エイサー祭りを見学しました。いつもと同じく勇壮かつ優雅な踊りは観客を魅了していました。5月に開催されたフェスタ町田には今年も沖縄市のエイサーチーム久保田青年会に来ていただきました。また、今回出張の折には、新しくできた、多目的アリーナ施設「沖縄アリーナ」を見学させていただきました。B1リーグの強豪、琉球ゴールデンキングスのホームアリーナです。新しくできたアリーナということもあり、音楽ライブ対応を含めた最先端の設備を備えていて、スポーツコンベンションの要の施設として、地域観光コンベンション産業の振興にも役立っています。町田市もスポーツを通じた観光振興を進めていますので、エイサーともども、参考にしていきたいと思います。
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