○コンサートやトークショー 意欲的に挑戦する2025年に
石阪:
今年の抱負について伺います。なにか挑戦したいことはありますか?実は、私には温めている思いがあります。町田には1978年に開館した800人規模の市民ホールがありますが、2000人、3000人収容できる本格的なコンサートホールがありません。大規模ホールを誕生させるプロジェクトを始動したいですね。
Leina:
実現できたら、ぜひライブをしたいです。今年もこれまでと同様に自分がよいと信じる音楽を届けていきたいし、アーティストとしても、人としても成長していきたいですね。3月には横浜にある2000人収容のライブホールでコンサートをすることが決まっています。
玉置:
市長が選択肢の話をされていましたが、私にはずっと持ち続けている「障がい者の選択肢を広げていきたい」という大きな夢があります。その第一歩として、今年は講演会やトークショーなど話す機会を増やして、当事者としての思いを届ける活動に軸を置くつもりです。
○まちだも、世界も、あなたも無限の可能性に満ちている
石阪:
町田の未来を背負って立つ、子どもたちや同世代の方へのエールをお願いします。
玉置:
ハンディキャップがあってできないと諦めていたことが、人との出会いによって、できるに変わった瞬間をたくさん経験しました。ハンディキャップがある人も、ない人も、いろいろな挑戦や経験をしてほしいですね。一旦は諦めなければならなかったとしても、「なんとかなる」という気持ちでなにかを変えてやってみればできるかもしれません。目の前にチャンスがあるなら、どんどんつかんじゃいましょう!
Leina:
振り返ると我が家は楽器やおもちゃをふんだんに買い与えてもらえる環境ではなかったけれど、音楽が好きという気持ちだけでやってきました。今、苦しい状況にあったとしても、世の中は可能性に満ちあふれていることをぜひお伝えしたいですね。助けてくれる人だっているし、なんでもできるし、なんにでもなれます。大切なのは根拠のない自信を持つことと夢を信じ込むこと。私も夢を追っている途中なので、一緒に頑張りましょう!
石阪:
大きい夢でも、小さい夢でも、夢があったらなんとかなる!いろいろなことを経験していってほしいですし、なんでもできるし、なんにでもなれるという気持ちを町田の若い世代が共有してくれたらうれしいですね。その思いをサポートできるよう、これからも町田市では、だれにとってもやさしい、だれもが暮らしやすいまちづくりを行ってまいります。本日はありがとうございました。
◆玉置陽葵さん
市内在住の大学1年生。SNSを通じて、日常生活を前向きに楽しむ様子を発信し、同世代を始めとする多くのフォロワーから支持される。障がい者専門の芸能事務所に所属し、モデルとしても活躍中。
※玉置さんの講演会を開催!詳細は本紙6面へ
◆Leinaさん
町田市出身の19歳でシンガーソングライター。楽曲、アートワーク、映像作品などのすべてをセルフプロデュース。人の弱さや醜さ、美しさ、儚(はかな)さを描写する歌詞と心に響くメロディーが魅力の実力派。
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※二次元コードは本紙をご覧ください
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