福祉の困りごとを抱えているあなたへ 2

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◆インタビュー　まちだ福祉〇ごとサポートセンターで活動するお2人にお話を伺いました!
地域福祉コーディネーター…永田さん、井藤さん

○地域に寄り添う相談先
私たちまちだ福祉〇ごとサポートセンターは、福祉に関する身近な困りごとや8050問題、ひきこもり、ヤングケアラーなどの悩みを受け止め、解決へとつなぐ支援の拠点です。町田市社会福祉協議会が市から委託を受けて運営しており、これまで築いてきたネットワークを活用して、地域のさまざまな関係機関と連携しながら支援が必要な方の発見や支援に取り組んでいます。
困りごとを抱えたご本人からの相談はもちろん、「ひきこもりの家族がいる」「地域に心配な子どもがいる」など、ご家族や地域の方からの相談も受け付けています。地域の民生委員・児童委員や子ども食堂を運営する方などから相談を受けて、潜在的な困りごとを抱えた方への支援につながることもありますね。
私たちが相談を受けるときには、相手の意向や希望をうかがい、寄り添いながら一緒に考えていくことを大切にしています。また、先入観を持たず、話にじっくりと耳を傾け、安心して話すことができるように心掛けています。
複数の悩みを抱えているときには、何から解決すればいいか、自分では分からなくなってしまうこともあると思います。そんなときは、私たちと一緒に課題を一つひとつ整理することで問題解決の糸口を探していきましょう。

○次のステップへの挑戦を後押し
困りごとの内容によっては、同じ悩みを共有できる家族会や地域のNPO法人などをご紹介することもあります。ご本人がなかなか踏み出せない時には、見学に同行するなど、寄り添い、不安を軽減するサポートを行っています。
また、サポートの一環として、ボランティア活動などを通して、さまざまな理由で孤立している方の社会とのつながりの回復や社会参加をお手伝いする「参加支援」を行っています。例えば、長期間の入院後の社会復帰を目指す方が「ハンドマッサージの特技を生かせるボランティアをしたい」と相談に訪れた際は、私たちのネットワークから適切な受け入れ先を見つけ、一緒に見学に行くなどの支援を行いました。その結果、受け入れ先の施設での活動が喜ばれ、ご本人から「自信につながった」と報告をいただくことができました。
社会参加が難しい方には、段階的に参加を支援して成功体験を積み重ねていくことで、継続的な地域活動への参加や就労などのステップへとつなげていくことを目指しています。

○あなたに寄り添い、一緒に考えます
各センターは、皆さんに気軽に立ち寄っていただきやすいように市民センターの近くに設置しています。生活の中で困ったことや気になることがあったとき、一人で抱え込まずにぜひご連絡ください。
どこに相談していいか分からない、相談したいことがうまく伝えられない時も、あなたの想いを聞きながら、一緒に考えて解決の道を探していきます。
私たちは、あなたに寄り添う「まちだ福祉〇ごとサポートセンター」です。

◆お気軽にご相談ください
ご相談は来所、電話、FAX、メールで受け付けます。ご要望に応じてご自宅を訪問することも可能です。お車でおいでの際は、駐車場に限りがありますので事前にご連絡ください。
この事業は市が町田市社会福祉協議会に委託して実施しています。まちだ福祉〇ごとサポートセンターの場所やメールアドレス等の詳細は、同協議会HPをご覧ください。

○まちだ福祉〇ごとサポートセンター
・堺(相原町796-12)【電話】703-0430【FAX】703-0440
・鶴川(大蔵町295-2)【電話】860-2986【FAX】860-2985
・忠生(忠生3-14-2　忠生市民センター内)【電話】851-9755【FAX】851-9756
・南(小川5-8-2　1階)【電話】850-7194【FAX】850-7195
※町田地域は4月に開設予定です。

問合せ：福祉総務課
【電話】724-2133