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村野藤吾の建築~目黒区総合庁舎

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東京都目黒区

■go to TOGO MURANO’s ARCHITECTURE(vol.5)南口玄関へと続く築山
日本を代表する建築家・村野藤吾氏の作品の一つとして知られている総合庁舎の魅力を紹介していくシリーズ。

■築山とせせらぎ
駒沢通りから南口玄関にかけてゆるやかなカーブを描く築山を利用し、縦横のラインを強調した直線的な建物と自然の融合を見事に表現した村野。築山を囲むようにせせらぎも流れています。
実は当時の旧千代田生命保険会社社長の発案で、築山の場所に劇場を造る計画を練っていました。しかし、これは実現することなく幻の計画となりました。
駐車場になっている広場から、せせらぎにかかる石橋を渡り、築山の坂の小路を登ると南口玄関に至ります。玄関前に配された敷石と築山の芝生は、やわらかく絡み合い、優しい印象を与えています。ここにも村野のさりげないこだわりが感じられます。

■建築家 村野藤吾氏
独自の作風で300を超える個性豊かな建築を設計し、1984年、93歳で亡くなるまで数々の賞を受賞した、日本を代表する近代建築の第一人者

問合せ:総務課庁舎管理係
【電話】5722-6107【FAX】5722-9315

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