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【区長コラム】ずっともっとめぐろ

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東京都目黒区

目黒区長 青木英二

皆さん、こんにちは。区長の青木英二です。
先月8日、新型コロナウイルスの感染症法上の分類が季節性インフルエンザと同じ5類に引き下げられました。2020年1月に国内初の感染者が確認されてから3年余りの時間が経過しましたが、感染対策にご協力いただいた全ての区民や事業者の皆さんに、深く御礼申し上げます。そして、医療や福祉などの現場でご尽力いただいたエッセンシャルワーカーの皆さん、本当にありがとうございました。心より感謝申し上げます。
区では、多くの業務が平常に戻ってきており、コロナ禍で中止されたり制限されたりしてきたイベントなども続々再開されています。とはいえ、コロナ禍が完全に終息したわけではありません。高齢者や基礎疾患のあるかた、そして、エッセンシャルワーカーの皆さんなど、引き続き感染対策が必要な方々もいらっしゃいますので、そのような方々への引き続きの配慮をぜひお願いいたします。また、区では新型コロナウイルスワクチンの令和5年春開始接種を実施しています。対象となるかたのうち、65歳以上のかたには、順次、接種券を送付いたしますので、お申し込みは不要です。一方で、基礎疾患を有するかたや重症化リスクが高いと医師が認めたかた、医療機関や高齢者施設、障害者施設の従事者のかたなどにつきましてはお申し込みの上、接種いただくことができます。重症化予防のためにも、ぜひワクチン接種をご検討ください。
新型コロナウイルスの感染状況が落ち着いてきた一方、ここにきて東京で3年ぶりに「麻しん(はしか)」の感染者が確認され、今後の流行が懸念されています。はしかは、空気感染や飛沫感染で広がりますが、感染力が極めて強く、重症化も心配されます。免疫を持たない人が感染するとほぼ100%発症するとされていますが、唯一の予防法が2回のワクチン接種ですので、ご自身やお子さんのワクチン接種歴(回数)のご確認をお願いいたします。
また、近年、感染者数が増加している「梅毒」ですが、都内では、前年同期と比べて感染者数が増加しており、20~50代の男性や20代の女性の患者数が多い点が特徴的です。麻しん(はしか)もそうですが、区や厚生労働省のホームページで確認するなどして、正しい情報の入手に努め、ご自身そして周りの大事な人を守ることを考えていただきたいと思います。

最後になりますが、先月17日、早くも東京都心で真夏日を記録しました。東京都心で5月中旬までに真夏日になるのは2004年以来19年ぶりとのことで、地球温暖化を実感します。
本号の特集は、プラスチックの資源回収が7月から変わることのご案内ですが、ごみのリサイクルや分別は、ごみの減量や資源の節約だけでなく、ごみ焼却時の温室効果ガスを減らすなど、温暖化対策にもつながります。内容をご確認いただき、今後の適切なごみ出しにご協力いただけますと大変幸いです。

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