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【特集】身近に暮らす両生類・は虫類(3)

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東京都目黒区

■教(おし)えて! いきものとの触(ふ)れ合(あ)い方(かた)
都心(としん)には緑(みどり)が少(すく)ないという印象(いんしょう)がありますが、両生類(りょうせいるい)・は虫類(ちゅうるい)たちは、小(ちい)さくても緑(みどり)があれば、住宅地(じゅうたくち)の公園(こうえん)や家庭(かてい)の庭(にわ)などで暮(く)らしています。でも、小(ちい)さいからこそ簡単(かんたん)に壊(こわ)れてしまう環境(かんきょう)でもあり、注意(ちゅうい)してほしいところでもあります。
例(たと)えば丸太(まるた)1本(ぽん)あれば、その下(した)にはトカゲや昆虫(こんちゅう)なども含(ふく)め多(おお)くのいきものがいますが、観察(かんさつ)した後(あと)はまた元(もと)の状態(じょうたい)に戻(もど)し、いきものたちの住(す)む場所(ばしょ)を壊(こわ)さないように観察(かんさつ)してください。
家庭(かてい)でも、鉢植(はちうえ)などを置(お)くと草花(くさばな)を楽(たの)しむことができ、小(ちい)さないきものは鉢(はち)の下(した)で暮(く)らすことができます。石(いし)や落葉(おちば)を庭(にわ)のすみに積(つ)んでおくだけでも、いきもののすみかになり、触(ふ)れ合(あ)う機会(きかい)も増(ふ)えるでしょう。
いきものたちとの触(ふ)れ合(あ)いは、距離感(きょりかん)が大事(だいじ)です。いきものは触(さ)わられることが苦手(にがて)で、急(きゅう)に近(ちか)づくと逃(に)げてしまいますが、じわじわ近(ちか)づけば近(ちか)くで見(み)ることができます。そうした反応(はんのう)を見(み)ながら試(ため)していくと、ちょうどよい距離感(きょりかん)がつかめて、いい触(ふ)れ合(あ)いができると思(おも)います。

駒場野公園(こまばのこうえん)自然(しぜん)観察(かんさつ)舎(しゃ)
岡本 明久(おかもと あきひさ)さん
子(こ)どもの頃(ころ)から虫(むし)が大好(だいす)き。人(ひと)と自然(しぜん)をつなげるインタープリター(解説員(かいせついん))として活動(かつどう)。
「自然観察舎(しぜんかんさつしゃ)では公園内(こうえんない)で保護(ほご)したいきものを展示(てんじ)しています。ぜひ遊(あそ)びに来(き)てくださいね!」

◇スペシャルクイズ
自然観察舎(しぜんかんさつしゃ)にいるアマガエルの指先(ゆびさき)の形(かたち)はどっち?
※本紙3面の写真をご覧ください。

「答(こた)えは自然観察舎(しぜんかんさつしゃ)に行(い)って確(たし)かめてみよう!」

◇駒場野公園(こまばのこうえん)自然観察舎(しぜんかんさつしゃ)
場所:駒場(こまば)2-19-70
日時:9:30〜16:30
休館日(きゅうかんび):月(げつ)・火(か)曜日(ようび)(祝(しゅく)・休(きゅう)日(じつ)の場合(ばあい)は開館(かいかん))、年末年始(ねんまつねんし)

問合せ:みどり土木政策課(どぼくせいさくか)みどりの係(かかり)
【電話】5722-9359【FAX】3792-2112

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