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【区長コラム】ずっともっとめぐろ

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東京都目黒区

目黒区長 青木英二

皆さん、こんにちは。区長の青木英二です。
連日、猛暑が続いています。区では9月30日まで、老人いこいの家と高齢者センターを「涼み処」として開放しています。日中涼しく過ごしたり、水分補給をしていただけるよう、どなたでもご利用になれますので、ぜひお立ち寄りください。時間や場所などの詳しい情報は、区ホームページでご確認いただけます。

先月7月から東京消防庁が、救急車の適正利用を呼びかける「救急車ひっ迫アラート」の運用を始めました。昨年の都内の救急車の出動件数は、新型コロナや熱中症などの影響で過去最多となったそうです。先月の運用開始を受けて、早速、10日・11日と熱中症の搬送者などが相次ぎ、都内に約280台ある救急車の出動率が80%を超え、ひっ迫状態が続くと想定されたことから、2日連続でアラートが発せられる事態となりました。
東京消防庁は、救急車が本当に必要な人のもとに迅速に到着できるよう救急車の適正利用を呼び掛けるとともに、救急車を呼んだほうが良いか迷った場合は、東京消防庁救急相談センターの相談ダイヤル「#7119」で救急電話相談を受けることも呼びかけています。近年、不適切な11 9番通報や救急車の要請が社会問題になっています。私からも、救急車の適時・適正な利用をお願いさせていただきたいと思います。

今号の区報の特集テーマは「平和」です。ウクライナ東部のハルキウから目黒区に避難されてきたご夫婦のインタビュー記事を掲載しています。私は、早朝の爆撃を受けてロマンさんが発した言葉「これは花火だよ」という気遣いや「1時間ごとに爆撃」という厳しさに胸が痛むとともに、アンナさんの「戦争が始まったのであれば、どうやって仕事に行けばいいのか」という現実的な実感に衝撃を受けました。皆さんもぜひ特集をご覧いただき、日本そして世界の平和について考える機会としていただければと思います。
本紙12ページでは、区内小・中学生による「平和記念標語」を紹介しています。私は、「平和都市」を宣言している区のトップとして、目黒の子どもたちが将来にわたって平和に暮らしていけるよう、責任を果たしていきたいと考えています。

最後に、9月の話となりますが、2日・3日に総合防災訓練を開催いたします。今年は、関東大震災の発生から100年です。5ページに記載があるように、オンラインでも訓練に参加できたり、若いかたやお子さんにも防災への関心を高めていただけるよう防災フェスタも開催したりするなど、コロナ禍で活動が縮小していた防災対策に、改めて力を入れていきます。今回の訓練にも、一人でも多くの皆さんにご参加いただきたく、よろしくお願いいたします。

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