文字サイズ
自治体の皆さまへ

【特集】目黒区とつながりのあるまち(2)

2/41

東京都目黒区

■長野県長和町
長野県の中央に位置する長和町は、日本遺産に登録され世界的にも有名な縄文時代の黒耀石(こくようせき)鉱山があります。黒耀石の岩盤でろ過された黒耀水は、太古の昔から絶えることなく湧き出ている天然水で、黒耀水を使った手打ちダッタンそばや清流で育ったニジマスの唐揚げは絶品です。また、美ヶ原高原の美しの塔や不動滝など雄大な自然を感じられるまちです。

◆長和町
人口:5,628人
(令和5年11月1日時点)
面積:183.86平方キロメートル

◆区民自然の村から始まった和田村との交流
昭和57年、区制施行50周年を迎えた記念事業として、区民が自然豊かな場所で過ごすことができる、区民自然の村の建設が企画されました。長野県や群馬県の十数カ所の候補地から、自然環境、交通、用地の確保などを検討し、地元住民のかたとの交流が深く、受け入れ態勢も積極的だった長野県和田村(平成17年に長門町と合併して長和町となる)に建設することが決定しました。
昭和59年には、建設予定地の和田村に視察も兼ねた1泊2日のバス旅行を企画し、当時の広報紙「広報めぐろ」で参加者を募集。このバス旅行に小学生から70代までの総勢57人が参加し、和田峠の歴史の道を散策する様子が和田村の広報紙「わだ時報」に掲載されています。
昭和61年、区民自然の村ができると、老若男女問わず和田村を訪れ、農業体験やスポーツなどで交流を深めていきました。
利用者の減少や建物の老朽化、修繕費などを鑑み、平成17年に閉設となりましたが、区民まつりなどで現在も交流は続いています。

◆長和町ってこんなまち
▽ブランシュたかやまスキーリゾート
国内でも数少ないスキーヤー専用のスキー場。晴天率80%、標高1,800mの白銀の世界で、晴れた日には山頂から日本アルプスや八ヶ岳連峰、富士山が望めます。ゲレンデは、全9コース。託児所やキッズスペースもあります。

▽長門牧場
標高1,400mの信州白樺高原に、東京ドーム45個分の用地を有し、200頭の牛を飼育しています。春から秋は牛や羊が放牧され、夏は草原をトラクターで遊覧したり、搾りたてのミルクを使ったソフトクリームを食べたりして、大自然を満喫できます。

▽黒耀石体験ミュージアム
国の史跡に指定されている星糞峠(ほしくそとうげ)黒耀石原産地遺跡にある博物館。遺跡から発見された資料の展示見学と、黒耀石を使った石器・アクセサリー作り体験や、旧石器時代や縄文時代の歴史を楽しく学ぶことができます。

長和町イメージキャラクター、双子の妖精「なっちゃん」( 頭には美しの塔、首にはそばのマフラーを巻いています)「絶景ここにあり」

▽不動滝
大茂沢川の支流で落差16mの不動滝は、古くから修行の場であったことから、滝の脇には不動尊が祀られています。滝の前の広場では、さまざまな角度から見ることができます。

▽美ヶ原高原 美しの塔
本州のほぼ中央に位置する標高2,000mの高原。天気が良ければ富士山をはじめ、日本百名山のうち41の山が見渡せる展望の地です。高原のシンボルである美しの塔からは、登山者の安全を願う鐘の音が響きます。

問合せ:広報課
【電話】5722-9486【FAX】5722-8674

<この記事についてアンケートにご協力ください。>

〒107-0052 東京都港区赤坂2丁目9番11号 オリックス赤坂2丁目ビル

市区町村の広報紙をネットやスマホで マイ広報紙

MENU