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自治体の皆さまへ

引っ越しをするかたへ(2)

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東京都目黒区

■賃貸住宅の入退去でトラブルに遭わないために
◇困った時は一人で悩まず消費生活センターへ
相談専用電話:【電話】3711-1140
相談時間:月~金曜日9:30~16:30(祝・休日を除く。受け付けは16:00まで)

進学や転勤などで引っ越しが多くなるこの時期、賃貸住宅退去時の原状回復や敷金返還などのトラブルが多く寄せられます。4年度に消費生活センターに寄せられた相談件数で2番目に多かったのは賃貸アパートに関する相談で、そのうち主なものが退去時のトラブルでした。

【事例1】賃貸アパートを退去したが、敷金を返してもらえない。たばこは吸わず、特に汚していないのに、壁紙の張り替え費用などを請求された。
故意や不注意による汚れや破損などは入居者の負担とされていますが、経年変化によるものは家主の負担です。費用を請求されたら、内容を確認し、納得できない点は家主に説明を求め、困った時は消費生活センターへ相談しましょう。

◆トラブルの回避ポイント
▽契約をする前に
・賃貸借契約を行う前に重要事項説明書による説明を受け、契約書をよく読み、退去時の特約などを確認する。疑問点は質問し、契約内容を十分理解した上で判断する
・賃貸住宅の情報はできるだけ自分の目で現地や部屋を見て確認する。オンラインで申し込んだ場合でも、現地で物件を確認してから契約する

▽入退去時に
・入居時と退去時の物件状況を比較できるよう、借主と貸主が立ち会いのもと、部屋の傷や汚れがどこにあるかなどを確認し、写真やメモで記録に残す

「入居時にある汚れや破損は記録しよう」

【事例2】引っ越しの荷物に、紛失や破損があった。
荷物の紛失や破損は、引き渡し日から3カ月以内に連絡しないと業者の責任は消滅します。まずは、紛失や破損があったことを事業者に知らせましょう。

◆トラブルの回避ポイント
▽見積もりを取る時は
・複数の事業者に依頼し、価格だけでなくサービス内容も比較検討する
・電話やウェブサイトの見積もりだけで決めず、事業者に来てもらい、打ち合わせ内容を必ず見積書に記載してもらう
・見積時に提示される標準引越運送約款(*)に必ず目を通す
*引っ越し業者は手付金や内金の請求ができないことや、解約・延期手数料は荷物の引き渡し日の前々日からかかることなどが記載
・段ボールは、事業者を決めるまで受け取らない

▽引っ越し作業終了時には
・段ボールの数を、事業者と一緒に確認する
・なるべく早く、中身や状態を確認する

「中身は早めに確認を」

都Webでは、賃貸住宅トラブルをまとめた冊子、賃貸住宅トラブル防止ガイドラインをご覧になれます。

■引っ越す時はペットも一緒に~犬の場合は手続きが必要です
転居や病気といった家庭の事情で、ペットを飼い続けられなくなり、置き去りにしたり放したりすると、動物の愛護及び管理に関する法律の遺棄に当たり罰則の対象となります。
犬や猫、亀、鳥など、一度飼い始めた生き物は最期まで責任を持って飼いましょう。飼い続けられない場合は、新しい飼い主を探してください。
犬の場合は引っ越しをしたら、変更届の提出が必要です。詳細は区Webをご覧ください。

◇ペットと暮らす快適なまちのためにルールを守りましょう
犬の場合:
・散歩はトイレを済ませてから出掛ける
・外でしてしまったふん尿は後始末を行う
・外に出るときは必ず引き綱をつける
・留守中の鳴き声に配慮する

猫の場合:
・室内で飼育し、外に出さない

◇災害時の備え
ペットを守ることができるのは飼い主です。避難場所や避難方法の確認など、日頃からペットを連れた避難に備えるとともに、ペットの健康管理(予防注射ほか)、身元表示(犬鑑札、迷子札)、しつけを心掛け、えさやトイレなどの必要物品の備蓄をしておきましょう。詳細はペットとわたしの防災ハンドブックをご覧ください。

問合せ:生活衛生課生活環境係
【電話】5722-9505【FAX】5722-9508

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