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村野藤吾の建築~目黒区総合庁舎

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東京都目黒区

■go to TOGO MURANO’s ARCHITECTURE(vol.7)四季を表す8つのトップライト
日本を代表する建築家・村野藤吾氏の作品の一つとして知られている総合庁舎の魅力を紹介していくシリーズ。

■エントランスホールに光を差すトップライト
南口エントランスホールの白い天井には、8つのトップライト(明かり取り窓)があります。見上げるとその内側には、四季を抽象的に表現したガラスモザイクがあしらわれています。これは当時、新進気鋭のモザイク・フレスコ作家・作野旦平が制作した作品です。
竣工当時のエントランスホール内の照明は、かなり抑えられており、左右の地窓とトップライトによる自然光、トップライト周りの間接照明、わずかな天井照明、ガラスブロック照明のみでした。村野は、5.45mの高い天井の空間全体を引き締め、大理石面を照らす光から、歩を進めるごとに印象を変化させる効果を考えていたのではないでしょうか。

■建築家 村野藤吾氏
独自の作風で300を超える個性豊かな建築を設計し、1984年、93歳で亡くなるまで数々の賞を受賞した、日本を代表する近代建築の第一人者

問合せ:総務課庁舎管理係
【電話】5722-6107【FAX】5722-9315

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