目黒区長 青木英二
皆さん、こんにちは。区長の青木英二です。
平年よりだいぶ遅くなりましたが、関東甲信地方が先月21日、梅雨入りしました。これから先、蒸し暑い日も増えてきて、本格的に熱中症や豪雨などへの備えが必要な季節を迎えることになります。
熱中症につきましては、真夏に注意を要するのはもちろんですが、本格的な暑さに慣れていない初夏の段階でも警戒が必要です。曇りや雨の日であっても、湿度が高いことで熱中症のリスクは高まります。扇風機やエアコンなどを適切に使用しながら、くれぐれも体調管理にお気をつけください。
めぐろ区報6月1日号でも、大きく熱中症対策について取り上げています。熱中症警戒アラートや熱中症特別警戒アラートの説明、総合庁舎や図書館などといったクーリングシェルター(指定暑熱避難施設)の設置場所のご紹介もしていますので、今一度お手元にてご覧いただくか、区のウェブサイトからバックナンバーでご確認いただければと思います。
さて、今回の区報の特集テーマは、既に全国的に活動が定着したと言える「子ども食堂」です。目黒区内におきましても、区が主催する「子ども食堂連絡会」のかたとの懇談などを通じて、各地域で個性豊かな子ども食堂が運営されていることを心強く思っています。記事からもお分かりいただけるとおり、いろいろな団体が多様な活動を行っており、子どもたちに食事を提供する場としてだけでなく、さまざまな世代や立場の方々が交流する地域コミュニティの性格も併せ持つようになってきています。
特集をお読みになって興味を持たれたかたは、各団体のウェブサイトやSNSなどもご覧いただき、お問い合わせいただければと思います。一人でも多くのかたが参加されることで、目黒の子ども食堂がもっと魅力的に、そして活発になっていくことを願っています。
また、7面でもお知らせをしていますが、7月1日からさんまバスが増便されます。現行の1日6便から12便に増えることで利便性がさらに高まります。区役所や東京共済病院、区の複合施設である中目黒スクエア、さらには恵比寿ガーデンプレイス、厚生中央病院や目黒駅などをご利用の際には大変便利ですので、まだお乗りになっていないかたはぜひご利用ください。
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