◎めぐろ歴史資料館がおうちにやってくる
めぐろ歴史資料館で所蔵・展示している貴重な資料などをウェブサイト上で閲覧することができる、めぐろデジタルミュージアムを公開しました。パソコンやスマートフォンなどから、めぐろ歴史資料館の資料を楽しみながらご覧になれます。ぜひ、めぐろデジタルミュージアムへ訪れてみてください。
■胎内洞穴遺構を3Dで再現
めぐろ歴史資料館の目玉展示、新富士遺跡から発見された胎内洞穴遺構を3Dでデジタル化しました。地下に下る階段や大日如来坐像が埋められていた最奥なども見ることができ、実際に洞穴の中を潜り、探検しているような没入感を味わえます。
●胎内洞穴とは
富士山信仰が盛んだった江戸時代に富士山を模して造られたのが富士塚です。富士登山では洞穴を通り抜けることで生まれ変わるという胎内くぐりが行われており、富士塚にはその胎内を模した洞穴も造られました。
「洞穴の最奥部には果たして何が?」
・胎内洞穴遺構平面図で現在地を表示
洞穴内のどこにいるのかを、マップで表示します。
・実物写真も見られる!
実際の写真が画面にポップアップ(※)で表示されます。
(※)別画面が飛び出すように表示されること
▽バーチャル(仮想現実)ツアーでめぐろ歴史資料館をぐるりと探索
めぐろ歴史資料館を丸ごと、デジタル空間で再現しました。360°どの方向からでも館内をご覧になれます。
1.資料館の入口からスタート!
2.大昔の目黒エリア(旧石器・縄文・弥生・古墳時代)
3.古代の目黒(奈良・平安時代)
4.中世の目黒(室町・戦国時代)
5.近世の目黒(江戸時代・胎内洞穴)
6.道具にみる暮らし(生活道具エリア)
7.目黒の歩み(明治・大正・昭和・平成時代)
◎資料の解説も要チェック!
ツアー中に現れるこのアイコンを押すと、資料の解説がポップアップで表示されます。
■さまざまな手法でデータ化したスペシャルコンテンツ
資料を「遺跡・中世・近世・近代・現代・道具」のテーマで検索できるほか、資料分類(考古・歴史ほか)やコンテンツタイプ(高精細・3Dほか)で絞り込むことができます。
《ヘラ編》
タケノコを掘る時に使う道具
・ヘラがクルクルと回り始める
・タケノコがやってくる
・ヘラがタケノコを掘り始める
▽3D
土器のような考古資料は、3Dデータにすることで、実際の展示では見られない内側や底面なども拡大して見ることができます。
▽objectVR(オブジェクトブイアール)
民具は、画像をつなぎ合わせたパラパラ漫画形式の動画で、その道具がどのように使われていたかを知ることができます。
例えばへら(左写真)の場合、左下から登場するタケノコを、へらが掘っているように動き始めます。
▽高精細
高精細の画像で、肉眼では見るのが難しい細部まで拡大して見ることができます。
▽重ね合わせ絵図
古地図と現在の地図を重ね合わせて見ることができます。
「デジタルミュージアムを楽しんだ後は実物の資料も見に行こう」
▽めぐろ歴史資料館に行くと
(場所:中目黒3-6-10)
▽AR(拡張現実)で記念撮影ができる!
館の入り口などに掲示されている二次元コードをスマートフォンで読み取ると、画面に表示された資料と一緒に撮影することができます。
「一緒に撮れる資料はこれ!」
弥生時代の土製品「有角双孔円盤」
「これ、なーんだ?」
・このシルエット(本紙PDF版9ページ参照)の資料を、めぐろデジタルミュージアムで探してみよう!
※めぐろデジタルミュージアムの紹介動画を公開しています!
区公式YouTubeチャンネル「めぐろTV」でご覧になれます。
問合せ:めぐろ歴史資料館
(【電話】3715-3571、【FAX】3715-1325)
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