結露とカビのおはなし

22／33

結露はカビの原因となり、住んでいる人の健康に影響することがあります。

■結露の水はどこから
結露は、屋内で発生した水蒸気が、ガラス窓や壁に触れて冷やされ、水滴になったものです。炊事や浴室からの湯気のほか、衣類乾燥機や食器乾燥機、加湿器、石油・ガスのストーブ等からも多量の水蒸気が発生します。

■結露を防ごう
・炊事等で発生した水蒸気は、早めに換気をして、外に出しましょう
・就寝前に5分程度窓を開けましょう
・家具は壁から離し、押し入れの中は奥を空け、荷物の下にすのこ等を敷き、空気が流れるようにしましょう

■カビと湿度の関係
カビは建材や壁紙を傷めるだけでなく、アレルギーの原因にもなります。カビは湿度が60%以上になると発生するため、湿度の管理が重要です。また、カビが多いとダニ等が繁殖しやすくなります。

■カビが生えてしまったときは
水で洗い流せる浴室等は、塩素系のカビ取り剤を使い、使用後は換気をしましょう。水で洗えない場所は、消毒用エタノールを布に含ませ、カビを中央に集めるように拭き取ります。

■健康で快適な室内環境に
・意識して換気を行い、結露した水はこまめに拭き取りましょう
・温湿度計を活用し、室内の温度は17～22℃、湿度は40～60%を保ちましょう

問合せ：生活衛生課環境衛生係
【電話】内線426