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自治体の皆さまへ

在宅避難に備えて自宅の安全確保を(1)

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東京都荒川区

地震が発生しても、自宅が無事で、地域に火災の危険性がない場合は、避難所に行かずに自宅にとどまる「在宅避難」ができます。今一度、自宅内の災害対策を確認しましょう。

■まずは避難の流れを確認しましょう
※各避難場所等の一覧は、荒川区ホームぺージをご覧ください
※災害時安否確認シール・避難者カードは、区役所3階防災課、各区民事務所で配布しています

【1】身の安全を確保
まずは、自身の安全を確保しましょう。
・屋内にいる場合
机の下等に潜り、落下物等から身を守りましょう。火の始末は、揺れが収まった後に行いましょう。
・屋外にいる場合
ブロック塀等から離れ、落下物等がない安全な場所に移動しましょう。
※揺れが収まったら、自宅の玄関等に「災害時安否確認シール」を貼ってください

自宅が無事で、地域に火災の危険がない場合は、在宅避難をしましょう。

【2】一時(いっとき)集合場所に避難
地域の方が一時的に集合し、火災の状況や安否状況等を確認する場所です。火災が延焼する危険がある場合は、広域避難場所に避難しましょう。

【3】広域避難場所に避難
大規模な火災のときに、熱や煙から身を守るために避難する場所です。火災が収まったら、自宅に戻りましょう。なお、倒壊や焼失等で自宅での生活が困難な場合は、避難所に避難しましょう。

【4】避難所に避難
自宅で生活できない場合に避難する場所です。避難した方々が、一定期間、共同で生活をします。
※避難所に避難する際は、「避難者カード」を持参してください

■必要なものをそろえましょう
日ごろから、生活に必要なものを「家族の人数×7日分(最低3日分)」備蓄しましょう。

◆日常備蓄リスト
▽食品・飲料
・飲料水(1日あたり3ℓ)
・無洗米・レトルトご飯
・乾麺、即席麺
・缶詰(肉・魚・果物等)
・野菜ジュース
・菓子類(チョコレート等)
・栄養補助食品
・調味料(しょうゆ・塩等)
・粉・液体ミルク、離乳食

▽生活用品
・持病の薬・常備薬
・使い捨てカイロ
・ライター
・乾電池
・マスク
・ティッシュ・トイレットペーパー
・ウェットティッシュ
・歯磨きセット
・生理用品
・おむつ、おしりふき
・ゴミ袋・大型ビニール袋
・食品用ラップフィルム
※食器等に敷くと洗いものを減らせます

▽災害時に特に必要なもの
・懐中電灯
・カセットコンロ
・携帯トイレ(1日あたり5回分)
・充電式等のラジオ
・モバイルバッテリー 等

■自宅内の安全を確保しましょう
◇家具類の転倒・落下・移動を防ぎましょう
近年の震災でけがをした方の原因の約3~5割が、家具類の転倒・落下・移動によるものです。家具類の転倒によるけがの防止や、円滑な避難をするためには、就寝場所や通路の家具のレイアウトを工夫するとともに、転倒・落下・移動防止対策器具で固定することが効果的です。

区では、家具類の転倒・落下・移動防止対策器具の設置工事・購入費用の助成を行っています(工事または購入、1世帯どちらか1回)。
設置工事費:工事費の半額(限度額1万円)
※特例世帯(下記)は工事費の全額(限度額2万円)
器具購入費:購入費の半額(限度額5000円)
※特例世帯(下記)は購入費の全額(限度額1万円)

・ポール式固定器具
・ガラス飛散防止フィルム
・粘着マット
・ストラップ式固定器具
・ストッパー式転倒防止器具

◇通電火災を防ぎましょう
震災で発生した火災のうち、原因が判明している火災の約6割が通電火災によるものです。通電火災を防ぐためには、強い揺れを感知した際に自動的にブレーカーを落とし、電気を止める「感震ブレーカー」の設置が効果的です。

区では、感震ブレーカーの設置工事・器具購入費の助成を行ってい
ます(工事または購入、1世帯どちらか1回)。
設置工事費:工事費の半額(限度額6万円)
※特例世帯(下記)は工事費の5/6(限度額10万円)
器具購入費:購入費の半額(限度額5000円)
※特例世帯(下記)は購入費の全額(限度額1万円)

特例世帯は、次のいずれかに該当する世帯が対象です。
・世帯全員が65歳以上
・世帯全員が特別区民税・都民税非課税
・身体障害者手帳・愛の手帳・精神障害者保健福祉手帳を持っている方または要介護4以上の認定を受けている方がいる
※特例世帯には、簡易型感震ブレーカー等の無料配付も行っています

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〒107-0052 東京都港区赤坂2丁目9番11号 オリックス赤坂2丁目ビル

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