少しの工夫で、室内の空気を良好に維持し、結露を防ぐことができます。健康で快適に冬を過ごしましょう。
■結露ってなに?
冬になるとガラス窓が曇ったり、壁が湿ったりしますが、これを表面結露と言います。このほか、建築材料の中で発生する内部結露があります。結露は、空気中の水蒸気が冷やされることで発生し、水蒸気は、炊事や浴室からの湯気のほか、衣類乾燥機や灯油・ガスストーブ等から発生します。
■結露するとどうなるの?
結露した水が建材や壁紙を傷めるだけでなく、アレルギー性疾患の原因となるカビの発生やダニの繁殖につながります。
■結露はなぜ発生するの?
高断熱・高気密の住宅では、室内で発生した水蒸気が屋内にとどまるため、そのまま部屋の温度が下がると、水に変わり結露します。ガラス窓や北側の壁は表面の温度が低いため、結露しやすくなります。
■結露を防ぐにはどうすればいいの?
・炊事・入浴後は必ず換気をしましょう。また、就寝前は5分間程度、窓を開けて換気をしましょう
・家具を壁から少し離し、空気が流れるようにしましょう。押し入れの中は、荷物と壁の間を空けてすのこを敷くと、換気できます。また、押し入れのふすまは少し開けて、暖かい空気を中に入れましょう
・温湿度計を活用し、室内の温度は17~22℃、湿度は40~60%に保ちましょう
・結露はこまめに拭き取りましょう
問合せ:生活衛生課環境衛生係
【電話】内線426
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