■就任のあいさつ
荒川区長 滝口 学
このたび11月10日の区長選挙におきまして、多くの区民の皆様のご信任をいただき、荒川区長に就任いたしました。区政の最高責任者として、行政運営を担う職務の重大さと責任の重さに身の引き締まる思いです。
私はこれまで荒川区議会議員を1期、荒川区選出の東京都議会議員を3期務め、直近の2年間は都議会会派の幹事長として、知事と連携をしながら、都政改革を進めてきました。
都政で政策をリードし、会派をまとめてきたリーダーシップを、今後は荒川区政に活(い)かしていくことが、区長として私に課せられた使命であると考えております。
荒川区は、古くからの歴史や下町風情を随所に残しつつ、各地域の新しいまちづくりも進み、懐かしさと新しさが混ざり合った、人と人とのふれあいを大切にしているまちです。
子どもから高齢者まで、すべての世代の皆様が夢や希望を持ち、健康で安心して暮らせる地域社会の実現のために、環境を整えていくことが重要です。
私は区政を担っていくにあたり、「世代をつなぐ」「地域をつなぐ」「みんなの力をつなぐ」の「3つのつなぐ」をビジョンに掲げ、新時代のあらかわへ向けた歩みを着実に進めて参ります。施策を展開するにあたっては区民の皆様、事業者、関係団体、区議会の皆様と十分に対話を重ねて参ります。
「政治はひとである」。私が政治の道を志すきっかけになった先輩の言葉です。
区民の皆様の声、現場の声をカタチにできるよう、感性を大事に、信頼に足る「ひと」となり、区長となるべく精進すると同時に、誰もが輝く、一人ひとりの「ひと」が輝く新時代のあらかわを目指して、全力で取り組んで参ります。
どうぞよろしくお願いいたします。
■プロフィール
滝口 学(たきぐち がく)
1970年生まれ。日本大学法学部卒業。荒川区議会議員を1期、東京都議会議員を3期務める。2024年11月14日、荒川区長に就任。趣味はジョギング
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