荒川区長
西川 太一郎(にしかわ たいいちろう)
近年、日本各地において、大型の台風や線状降水帯の発生により、人々の生命を脅かすような洪水や土砂災害等が毎年のように発生しています。
昨年6月には区内においても、台風の接近に伴う集中豪雨により、土砂災害や洪水の危険性が高まりました。
区では、今年1月に発生した能登半島地震をはじめ、過去の災害における教訓等も踏まえ、これまで以上の災害時の体制強化を図るため、「荒川区地域防災計画」の修正を進めています。
水害では、区民一人ひとりが、あらかじめ水害に関する知識を正しく身につけ、適切な避難行動をとることが大変重要です。
このため、事前の備えとして、浸水想定等を記載したハザードマップ「荒川区防災地図(水害版)」や「荒川区防災アプリ」で自宅の浸水の深さや避難場所を確認しておくとともに、東京マイ・タイムラインを活用して、災害時のご自身の行動計画を作成しておきましょう。また、一定期間自宅にとどまる場合も想定し、各家庭で7日分の食料等必要に応じた備蓄もしておきましょう。
区は、今後とも関係機関と連携し、区民の皆様の生命と財産を守る対策を強力に推進して参りますので、ご理解とご協力をお願いいたします。
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