荒川区長
西川 太一郎(にしかわ たいいちろう)
警視庁が発表した令和5年の荒川区の刑法犯認知件数は2年連続の増加となる1326件で、そのうち約3割(435件)が自転車の盗難です。
自転車の盗難は約4割が自宅の敷地内で発生しており、被害の約6割が鍵をかけていない状況でした。「自宅の敷地内だから大丈夫」との油断があったのかもしれません。
区内の刑法犯認知件数は増加しているものの、23区では2番目に少ない件数で推移しており、治安ナンバーワン都市の実現には、自転車の盗難を減らすことが重要です。自宅の敷地内や店先等の駐輪場に自転車をとめる場合は、短時間であっても、必ず鍵をかけるよう、今一度、徹底をお願いします。
また、区では、区民の住まいの防犯対策として、防犯カメラ等を購入・設置した場合の費用の一部を補助する取り組みを行っております。このような取り組みも活用し、自転車盗難対策以外にも住まいの防犯対策を強化していただければと思います。
治安ナンバーワン都市実現のため、区民、町会・自治会、企業等のご協力をいただきながら、区内3警察署との連携をさらに強化し、ともに安全安心な住みやすい街を作り上げて参りましょう。
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