令和4年度内閣府調査によると、半年以上ほとんど自室や家から出ない状態であるひきこもりの方は、約146万人に上るといわれています。
ひきこもりは、環境等によって誰もがその状態になる可能性があり、特別なことではありません。
区では、ひきこもり当事者や家族の方が相談できる窓口を令和4年から開設しており、これまで多くの旅立ちを支援しています。
相談は、気持ちや考えがまとまっていなくても大丈夫です。
まずは、電話でお話を聞かせてください。
■ひきこもりとは
さまざまな要因によって、就学・就労や交遊等を避け、家庭等に留まり続けている状態のことで、病名ではありません。
環境や特性を周囲から理解・配慮されず、人間関係で傷ついたり、社会への不安を持ったりして、ひきこもりに至る場合もあります。
問合せ・相談:あらかわひきこもり支援ステーション(区役所1階生活福祉課内)
【電話】3802-3094
■一人で悩まず、相談してください 相談できる場所があります
区では、当事者や家族等の方が安心して相談や支援を求めることができるよう、専用の相談窓口を設置しています。
◆相談の流れ
※匿名でも相談できます。なお、継続してお話を伺うため、相談上の氏名(仮名)を伺う場合があります
◇まずは電話してください
電話で相談の概要を伺います。その後、相談日時をお伝えします。
↓
◇ゆっくりお話を伺います
※状況に応じて、訪問相談も行います
相談員が、抱えている課題や困りごとについてお話を伺います。
↓
◇支援プランを作成します
状況を整理し、希望を伺いながら一緒に支援プランを作成します。
↓
◇継続的に支援します
必要に応じて関係機関と連携しながら支援します。
問合せ・相談:あらかわひきこもり支援ステーション(区役所1階生活福祉課内)
【電話】3802-3094
■今の気持ち、話してみませんか ひきこもり支援機関を紹介
◇ひきこもり家族会(荒川たびだちの会)
同じような境遇の家族同士の交流会です。
期日:第4(日)
時間:午後1時30分~4時30分
費用:500円(本人は無料)
◇アライな虹サロン
生きづらさを抱えた方やひきこもり当事者・元当事者の交流会です。
期日:第3(金)
時間:午後4時30分~7時30分
会場:子ども村ホッとステーション(町屋2-21-2 フレスコ町屋201)
問合せ:荒川区社会福祉協議会
【電話】3802-3338
■関連イベント
◇講演会
「ひきこもり」から温かい地域づくりを考える ~自分がここに居てもいいと感じられる「人」と「場」
期日:2月8日(土)
時間:午後2時~4時
会場:ふらっとにっぽり3階 多目的スペース
定員:50人(申込順)
講師:NPO法人楽の会リーラ(家族会)理事・上田理香氏
◇ごろリンク
当事者や元当事者がゆったり過ごせることを目的とした居場所です。誰かと話しても一人でいてもよく、自身のペースで過ごせます。
期日:2月8日(土)、3月8日(土)
時間:午後6時~9時
会場:アクロスあらかわ2階会議室・3階和室
申込み:電話・ファクス・電子メールで、事業名・氏名・電話番号または電子メールアドレスを、荒川区社会福祉協議会
【電話】3802-3338【FAX】3802-3831【E-mail】gorolink@arakawa-shakyo.or.jp
※仮名での申し込みも可
<この記事についてアンケートにご協力ください。>