引っ越し事業者とのトラブルに関する相談が寄せられています。
■事業者の決定は慎重に
荷物の破損や床等の汚損、日程・料金等の相談が多く寄せられています。事業者を決めるときは、事前に下見を依頼し、荷物の量や搬入経路等の打ち合わせを行いましょう。
■解約・延期に注意
引っ越しの契約は、国が定めた標準引越運送約款か、国の認可を得た事業者独自の約款が適用されます。解約・延期手数料は、約款に詳細が定められているので確認しましょう。なお、付帯サービスは、見積書に記載の費用が発生する場合があるので注意しましょう。
※標準引越運送約款は、国土交通省ホームページ(本紙の二次元コード)をご覧ください
【HP】https://www.mlit.go.jp/notice/noticedata/sgml/1990/68227000/68227000.html
■引っ越し前後に確認
引っ越し前後に、壁・床等の傷や汚れを確認しましょう。また、作業終了後は、部屋やトラック内に荷物が残っていないか等、事業者と一緒に確認しましょう。
■荷物が破損・紛失したときは
荷物の引き渡しから3か月以内に事業者へ申し出てください。それ以降は、事業者の責任が消滅します。
■そのほかの注意点
貴重品や壊れやすい荷物は、事前に事業者へ申告しましょう。
損害賠償が適用された場合は、購入時の価格は補償されず、経過期間をもとに賠償額が算出されます。
なお、事業者が引っ越し前に内金等の前払い金を請求することは法律違反です。
■困ったときは消費生活センターに相談を
受付日:(月)~(金) ※(祝)等を除く
時間:午前8時30分~午後4時30分
受付専用電話:【電話】5604-7055
場所・問合せ:消費生活センター(区役所6階)
【電話】内線477
※(土)・(日)・(祝)等は消費者ホットライン【電話】188をご利用ください
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