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みんなで考えよう!子どもの権利

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東京都葛飾区

■10月1日に「葛飾区子どもの権利条例」を施行
区全体で子どもの健やかな成長を支えるため、子どもの権利についての基本的事項を定めた条例です。検討に当たっては、子どもを中心に意見を聴いて策定しました。
条例について詳しくは、区HPをご覧ください。

◆問 次の場面で、大人が気を付けなければいけないことは何でしょう?
(※場面の詳細は本紙またはPDF版をご覧ください。)

◇1 親子が新しい服を買いに来ています。
母:「前にピンク色が好きって言っていたし、この服にしようか。」
答え:子どもは、黒い服を選びたそうにしています。子どもには、自分のことを自分で決める権利があります。子どもがどの服を着たいか聞いて、尊重してあげましょう。

◇2 お父さんが子どもの部屋で友達からの手紙を見つけ、勝手に読もうとしています。
父:「最近、学校のことをあまり話してくれないし、どんなやり取りをしているか気になるな。」
答え:子どもには、個人の秘密が守られる権利があります。子どもの同意を得ず、勝手に手紙を読んではいけません。

◆[子どもの権利]子どもは、生まれたときから権利を持っています
・安心して生きる権利
愛情をもって育てられ、健康に配慮され、あらゆる差別を受けず、安心して生活できます。
・のびのびと育つ権利
遊んだり、学んだり、休んだりすることができます。また、文化・芸術・スポーツなど豊かな経験ができます。
・守られる権利
いじめや暴力などから守られます。また、気軽に相談ができ、必要な支援を受けることができます。
・参加する権利
自由に自分の意見を表すことができます。また、その意見は大切に受け止められ、尊重されます。

◆子どもの権利を守るための大人の役割と取り組み
◇それぞれの立場の役割
・区
各立場と協働・連携し、施策を通じて、子どもが安心して暮らせるまちづくりを進めていきます。
・保護者
家庭が子どもにとって大切な場であることを認識し、子どもが健やかに成長できるよう努めます。
・育ち学ぶ施設(保育所や幼稚園、学校など)
子どもが自分で考え、学び、活動できるよう、各立場と協働・連携し、子どもの健やかな育ちを支援するよう努めます。
・区民等(地域社会)
子どもの権利について理解を深め、子どもの健やかな成長を見守り、支援するよう努めます。

◇取り組み(一例)
・子どもが安全で安心して過ごすことができる環境づくりに取り組みます。
・虐待、体罰、いじめなどの権利侵害の防止に取り組みます。
・子どもが、意見を表明したり、参加する機会の確保に取り組みます。

◆葛飾区子どもの権利条例を子どもの皆さんに知ってもらうための今後の取り組みについて
区は今後、啓発用リーフレットの作成や、学習の機会を設けることを予定しています。

担当課:子ども・子育て計画担当課
【電話】03-5654-6136

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