区内で地域のために活動したり、スポーツなどに一生懸命取り組んだりしている若い世代の方を紹介します。
■BMXフラットランド選手 川口朔来
「自分なりのBMXスタイルを確立して、皆さんに認められる選手になりたい」
◇BMXフラットランドとは?
BMXとは、特定の自転車を使用した自転車競技およびその自転車のこと。競技には「レース」と「フリースタイル」の2種類があり、「フラットランド」はフリースタイルの中の1つの競技方式。舗装された平らな地面を舞台とし、自転車に乗りながらフィギュアスケートのような芸術的な動きを披露し、その難易度や独創性を競う。
川口選手の練習風景を動画で見られます
▽プロフィール
川口朔来さん
2006年1月21日生まれ(高校3年生)。葛飾区在住。LCDJ CDS(キメラドリームシード)所属。小学4年生から本格的にBMXフラットランドを始める。2022年に行われたマイナビJapan Cupでは、初めて女子エリートクラスに出場し優勝。その後も好成績を残し、年間チャンピオンとなった。2023年5月にフランスで開催されたFISE Montpellier World Cupでは3位を獲得し、国内外問わず今後の活躍が期待されている。
◇安定したパフォーマンスを披露するため、日々の練習は欠かさない
練習は、区内の公園や広場などを利用しています。平日は学校終わりに毎日2時間程度、休日は乗れる限りはずっと練習しています。
フラットランドという種目は、大会によって試合時間や形式が変わります。2分半~3分の試合時間の中で、形式に合わせてパフォーマンスの構成を変えています。難易度の高い技を繰り出せば会場は盛り上がりますが、それでミスをしてしまうと精神的に崩れてしまうことがあるので、安定したパフォーマンスを意識して構成を考えています。また、技の完成度にこだわっており、何度も反復練習しています。
◇BMXに魅せられ、本格的に競技を始める
小学2年生の時に父とBMXのショーを見たのが、BMXとの出会いでした。クリスマスプレゼントにBMXを買ってもらいましたが、もともと外で体を動かして遊ぶことが苦手で、まだ自転車にも乗れなかったので、区内を巡って自転車に慣れることから始めました。
この競技は、与えられた時間内であれば自由にパフォーマンスをすることができるのと、次から次に新しい技が生まれるので見ていて飽きないです。そこが魅力で始めました。
◇数々の大会を通して学び、日々成長
多くの大会を経験して、自身のBMXのスタイルを確立し、自分なりのパフォーマンスを披露することが大切だと感じました。私自身、まだ完全にスタイルが決まっているわけではないので、今後の練習や大会を通して、「川口朔来といえばこれ」という技やスタイルを確立して、皆さんに認められる選手になりたいです。これからも一生懸命頑張りますので、応援よろしくお願いします。
祝 2023アジアBMX選手権大会 フラットランド女子エリート 優勝
担当課:広報課
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