みんなで広げるSDGsの輪

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区内では、区や区民、事業者などがSDGsの達成に向けて取り組みを進めています。今回は、SDGsに取り組む町会の皆さんにお話を伺いました。

■葛飾区自治町会連合会　SDGs宣言
葛飾区自治町会連合会は、組織と活動を持続・発展させるため、令和3年10月1日にSDGs宣言を行いました。
標語：町会・自治会は「安全・安心、住みよいまち」を未来につなげていきます
行動指針：
1　災害など危機のときに助け合い、大切な命を守ります
2　美化清掃、花いっぱいで街をきれいにします
3　資源循環や脱炭素に向けた行動を率先し、呼びかけます
4　いつでも誰でもつながれる、デジタル化を進めます
5　町会・自治会の新たな担い手とつながっていきます

■新栄町会
◇フードドライブはじめました
「社会貢献がしたい」という思いから、新栄町会では6月からフードドライブ活動を始めました。持ち込みを強制しないよう気を付けつつ、町会で宣伝を行ったところ、予想以上の反響があり、食材だけでなく、日用品を含め400品以上も集まりました。
発案者である婦人部役員の澤地さんは「ネットで簡単に不用品を売れる世の中になったけれど、ただお金に換えるのではなく、何か社会貢献できないかと考える気持ちを大切にしています。今回の活動を機に、今後は区全体に協働意識を広げていきたいです」と語ってくれました。

■四つ木五丁目町会
◇地域を支える“ファイヤーマドンナ45”活動中
「災害発生時は地域で助け合わなければ」と熱心に語ってくれた根本さん。四つ木五丁目町会では、8年ほど前から「ファイヤーマドンナ45」という女性のみの防災組織を結成しており、毎月1回、スタンドパイプ(※)を用いた訓練を行っています。
「訓練が苦痛になると続かないので、楽しさを感じられるような活動にしています。訓練を通じて、メンバーが徐々に声出しや放水時の水圧に負けない姿勢をとれるようになってきたので、訓練を続けてよかったと感じています」と語ってくれました。
※…消火栓に直接差し込み、スタンドパイプの筒先とホースを結合させることで放水ができる消火用資器材です。

担当課：政策企画課SDGs推進担当
【電話】03-5654-8575