■子ども広報とは
区内在住の小学生が「子ども広報員」として地域社会の様子や課題などを取材・体験し「広報かつしか」の紙面を作成するものです。
■かつしかFM 78.9MHz
かつしかFMは、平成7年に発生した阪神淡路大震災をきっかけに区民の皆さんに防災情報を提供するため、平成9年に立石に開局したラジオ局です。区内のローカル情報をお届けする他、災害時には通常の番組を中断して、区などと連携して避難所の開設状況や、ライフラインなどの防災情報を放送します。番組など、詳しくはかつしかFM HPをご覧ください。
問合せ:かつしかFM
【電話】03-5670-5321
■取材をして分かったこと
・かつしかFMは区内で開催されるイベントや暮らしに役立つ情報など、地域に密着した情報を発信してくれる
・葛飾区に特化した情報を発信しているので、区民にとって役立つ情報がいっぱい
・突然起こる地震や停電、台風・大雨による河川の氾濫などの情報を、夜間や休日など無人の時間帯でも、AI技術を活用して、いち早く放送してくれる
・かつしかFMの情報収集は、スタッフの他、地域の方からの口コミ情報が役に立っている
「ラジオは停電や通信障害があるときでも使えるから、災害時には重要な情報源になるんだ!」
■緊急時予備送信機材組み立て訓練を見学
かつしかFMで制作した音声は、区役所屋上に設置してあるアンテナから電波として送られます。かつしかFMでは、このアンテナが壊れてしまった場合でも、緊急時にどこからでも迅速に放送ができるように予備送信機を備えています。
今回は、予備送信機の組み立てを見学し、実際に予備送信機を使って災害情報を伝えるアナウンス訓練を体験しました。
◇ラジオの仕組み
・スタジオ
・送信所(アンテナ)
↓電波
・ラジオ
↓音声
「訓練を行うことで、もしもの時でもすぐ動けるように、平時から備えているんだね」
「こんなに小さな機材でも、音声を届けることができるんだって!」
◇アナウンス訓練
原稿にふりがなを振って準備
「葛飾区の避難状況をお知らせします…」
■放送する番組の収録現場を見学
かつしかFMの人気番組「バッドボーイズ清人のどっぷり!葛飾人」(毎週火曜/午後9時~9時30分)の収録現場を見学しました。
パーソナリティであるお笑い芸人のバッドボーイズの清人さんと、アシスタントの石川ことみさんにインタビューしました。
Q:ラジオパーソナリティとして心掛けていることは?
A:ラジオは映像ではなく声(音)のみで伝えるため、伝わりやすい表現を心掛けています。
Q:リスナーに楽しく聞いてもらえるような工夫は?
A:「楽しく・明るく・元気よく」を心掛けています。
Q:いい声を保つ方法は?
A:はちみつを食べて喉の調子を整えています。
Q:ラジオで緊張せずに話す方法は?
A:台本にふりがなを振って、たくさん練習をしています。途中で失敗してしまったとしても、自信をもって最後までやりきることが大切です!
10月18日(金曜日)に開催する産業フェアにて公開収録を行います。
「ラジオは、パーソナリティ自身が楽しみながら伝えることで、リスナーも楽しめるラジオになることを学んだよ」
■ラジオの収録体験
取材した内容をまとめて、音声収録をしました。
◇原稿作成
・取材した内容をまとめる
「取材をして分かったこと、体験して印象に残ったことを原稿にしたよ」
↓
・原稿を見ながら何度も練習
「どきどき」
↓
◇収録本番
「すごく緊張したけど、楽しく話せた!」
↓
◇収録した音声を確認
上手くいかなかった部分だけをとり直して、編集でつなげることもできます。
収録した音声は、10月7~11日・14~17日(午前9時・午後4時)にかつしかFMで放送されます
■取材を終えて
・ラジオの収録体験はとても緊張したけれど、マイクとヘッドフォンを付けて話す体験は初めてだったのでワクワクしました。 中林美涼(小学5年生)
・今回のアナウンスの体験や取材で学んだことを、学校の放送委員でも生かしたいです。 池上桃香(小学5年生)
・災害が起きてインターネットがつながらない場合には、ラジオが大切な情報源になることが分かりました。 米澤和樹(小学6年生)
・夜でも誰もいないときに災害が起きたら、AIが放送してくれることを知り驚きました。 西谷美里(小学4年生)
・ラジオ放送に大切なアンテナが台風などで壊れてしまった場合でも、予備送信機を組み立てて放送することができることを知りました。 竹嶋空也(小学5年生)
・かつしかFMは、葛飾区を中心に情報を発信しているので、葛飾区に特化した番組ということを初めて知りました。 吉岡杏奈(小学6年生)
担当課:広報課
【電話】03-5654-8116
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