地域の皆さん・事業者・区が「地域をより住みやすく、より良いまちにしよう」と考えて協力する「協働」の取り組みが区内に広がっています。
■ふれあい銭湯
「ふれあい銭湯」は、開店前の銭湯の脱衣所などを利用して、体操やレクリエーションを行う葛飾区浴場組合連合会と区との協働事業です。高齢者の引きこもりを防止し、介護予防と健康づくりへの関心を高めるため、平成18年度から行っています。区内在住のおおむね65歳以上の方を対象に、月1回、区内9カ所の銭湯で実施しています。
プログラムの内容は区と各銭湯主で話し合って決めており、体操やストレッチなどの身体を動かすものだけでなく、脳トレやボランティア団体による振り込め詐欺防止の寸劇鑑賞など、多岐にわたります。安全に活動を行うため、参加者には事前に血圧を測ってもらいます。参加者からは「『ふれあい銭湯』に参加してから、以前よりも自分の健康に気を付けるようになった」という声も聞かれます。
連合会の会長である石倉幸雄さんは「地域に人が集まる場所が必要だという思いから、『ふれあい銭湯』を始めました。参加者が少ない時もありましたが、現在は初めの頃よりも多くの方に参加していただいており、とても嬉しいです。私自身も受付をしながら、参加者の皆さんとの会話を楽しんでいます。
『ふれあい銭湯』は、地域のボランティアの協力のもと、みんなで和気あいあいと脳トレゲームをしたり、昔の葛飾の風景写真を見ながらお話をしたりと、楽しみながら交流ができる場所です。今後も皆さんと一緒に交流の場を盛り上げていければと思っていますので、ぜひ近くの銭湯でご参加ください」と話してくれました
◇ふれあい銭湯
3月の開催日などは、広報かつしか3月5日号でお知らせします。
問合せ:地域包括ケア担当課
【電話】03-5698-6202
担当課:政策企画課協働推進担当
【電話】03-5654-8177
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