■区職員の給与決定の仕組み
区の一般職員の給与などは、23区が共同で設置している「特別区人事委員会」が、毎年、民間事業所の給与の実態を調査して行う勧告に基づき、区議会の審議を経て、条例で定められています。
■1 人件費の状況(令和4年度普通会計決算)
住民基本台帳人口(令和5年1月1日):464,175人
歳出額(A):239,189,268千円
実質収支:11,168,077千円
人件費(B):30,247,416千円
人件費率(B/A):12.6%
人件費には、特別職に支給される給料・報酬・共済費(社会保険料の事業主負担分)などを含みます。
■2 職員給与費の状況(令和4年度普通会計決算)
職員数(A):2,889人
給与費:
・給料 10,149,298千円
・職員手当 3,568,540千円
・期末・勤勉手当 4,753,592千円
・計(B) 18,471,430千円
1人当たり給与費(B/A):6,394千円
・職員数は、令和4年4月1日現在の人数です。
・職員手当に退職手当は含みません。
・給与費には再任用職員(短時間勤務)の給与費が含まれており、職員数には当該職員を含みません。
■3 職員の平均給料月額・平均年齢の状況(令和5年4月1日現在)
◆葛飾区
◇一般行政職
平均年齢:39.3歳
平均給料月額:289,100円
平均給与月額:408,500円
◇技能労務職
平均年齢:54.6歳
平均給料月額:296,800円
平均給与月額:389,000円
◆東京都
◇一般行政職
平均年齢:42.4歳
平均給料月額:316,277円
平均給与月額:451,385円
◇技能労務職
平均年齢:50.5歳
平均給料月額:287,646円
平均給与月額:388,055円
・「平均給料月額」とは、令和5年4月1日現在における職員の基本給の平均です。
・「平均給与月額」とは、給料月額と毎月支払われる扶養手当、地域手当、住居手当、時間外勤務手当などの諸手当を合算したものです。
■4 職員の初任給の状況(令和5年4月1日現在)
◆一般行政職
◇大学卒業程度
葛飾区:188,200円
東京都:187,900円
国:189,700円
◇高校卒業程度
葛飾区:152,100円
東京都:152,200円
国:154,600円
◆技能労務職
葛飾区:147,500円
東京都:149,600円
国:151,900円
■5 職員の経験年数別・学歴別平均給料月額の状況(令和5年4月1日現在)
◆一般行政職
◇大学卒業程度
経験年数10年:287,000円
経験年数15年:333,800円
経験年数20年:370,500円
◇高校卒業程度
経験年数10年:246,600円
経験年数15年:295,100円
経験年数20年:329,500円
◆技能労務職
経験年数10年:219,500円
経験年数15年:282,400円
経験年数20年:279,200円
■6 一般行政職の級別職員数の状況(令和5年4月1日現在)
◇6級
基準となる職務:部長、担当部長または参事の職務
職員数:19人
構成比:1.2%
◇5級
基準となる職務:課長、担当課長または副参事の職務
職員数:60人
構成比:3.7%
◇4級
基準となる職務:課長補佐の職務
職員数:104人
構成比:6.4%
◇3級
基準となる職務:係長、担当係長または主査の職務
職員数:234人
構成比:14.4%
◇2級
基準となる職務:主任の職務
職員数:481人
構成比:29.5%
◇1級
基準となる職務:係員の職務
職員数:732人
構成比:44.9%
・職員の給与に関する条例に基づく給料表の級区分による職員数です。
・再任用職員は含まれていません。
・端数処理の関係から比率の合計が100%になりません。
・平成30年度に8級制から6級制に変更(旧給料表の1~3級を再編し、6級および7級をそれぞれ統合)しています。
■7 昇給の状況
勤務成績が「上位」または「最上位」に区分され、標準を上回る昇給となった職員の割合は27.1%となっています。
職員数(A):2,333人
勤務成績が「上位」または「最上位」に区分された職員数(B):632人
比率(B/A):27.1%
「職員数」は、令和5年4月1日在職者のうち、令和4年度の定期評定を受けた者です。
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