9月30日は「交通事故死ゼロをめざす日」です。一人一人が交通ルールを守り、正しいマナーで交通事故を防止しましょう。
■歩行者の交通事故防止
秋は日没時間が早くなり、夕暮れ時や夜間の重大事故が発生する危険があります。
歩行者や自転車に乗る方は、明るい色の服装や反射材用品を身に着けるなど、自分の存在をアピールしましょう。
■子どもと高齢者をはじめとする歩行者の安全確保
◇保護者の方へ
都内では、子どもの交通事故が多く発生しており、飛び出しによる重大事故も発生しています。お子さんに日頃から正しい交通ルールとマナーを教え、手本を示してください。
◇高齢の方へ
歩行中の死亡事故を年代別に見ると、高齢の方が約4割を占めており、歩行者の信号無視や横断違反が多くの原因となっています。慣れた道でも交通ルールを守り、常に十分な安全確認を行ってください。
◇歩行者の皆さんへ
横断歩道を横断する際には、青信号でも「右・左・右」を確認してから渡るなど、歩行者自身が「自らの命は自分で守る」安全な行動を実践してください。
■夕暮れ時・夜間の交通事故などの防止と飲酒運転の根絶
◇車両を運転する方へ
夕暮れ時には車のライトを早めに点灯し、車の存在を歩行者などにアピールしましょう。交通量の多い市街地などを除き、ハイビームを効果的に使用して、歩行者や前方の状況を早めに把握しましょう。
また、飲酒運転は他人の命を脅かす危険極まりない犯罪行為です。車の他、バイク、自転車、電動キックボードなども、お酒を飲んだら絶対に運転しないようにしましょう。
■ヘルメットの着用と交通ルールの遵守の徹底
◆自転車を利用する方へ
区内の交通事故の約6割は自転車が関与した事故です。自転車を利用する際は「自転車安全利用五則」を守り、交通ルールを遵守しましょう。また、万が一の交通事故に備えて保険に加入しましょう。
◇自転車安全利用五則
1 車道が原則、左側を通行 歩道は例外、歩行者を優先
2 交差点では信号と一時停止を守って、安全確認
3 夜間はライトを点灯
4 飲酒運転は禁止
5 ヘルメットを着用
◆電動キックボードなどを利用する方へ
都内では、電動キックボードなどの特定小型原動機付自転車を利用中の交通事故が多く発生しています。利用する前には、必ず交通ルールを確認し安全に利用しましょう。
自転車や電動キックボードなどを利用する際には、乗車用ヘルメットを着用しましょう。また、飲酒運転などの違反行為を3年以内に2回以上行った場合、自転車運転者講習・特定小型原動機付自転車運転者講習の受講が命じられます。
■二輪車の交通事故防止
通り慣れた道でも速度を落とし、安全走行を心掛けましょう。車の間のすり抜けや無理な追い越しは大変危険なので、絶対にやめましょう。また、ヘルメットのあごひもをしっかりと締めて、胸部・腹部を守るプロテクターを着用しましょう。
問合せ:
・葛飾警察署【電話】03-3695-0110
・亀有警察署【電話】03-3607-0110
担当課:交通政策課
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